長生きしたければ仕事を探すな。
間違っても「何かやることはありますか?」などと訊いてはならない。
不用意な発言は命を縮める。
気を付けろ、奴らは群れでやってくる。
-とあるプロジェクトマネージャーの言葉
・・・(´・ω・`)
・・・・・・(´・ω・`)
・・・・・・・・・(´;ω;`)ぶわっ
冒頭から突然SEさんにとって不穏な言葉をすみませんでしたw
ちなみにこれが、本書で一番印象に残ったとこですw
ということで、おはこんばんちは!ゆるふわSEの「ゆるちょここ」です(*´ω`*)♪
以前、IT系の読み物が読みたくなってふらっと「なれる!SE 2週間でわかる?SE入門」という小説(ラノベ)を読んでみて、
それがあまりに面白かったので、いつの間にか気が付けば続編の2作目を読み終わり、
きちんと2作目も面白すぎたので、もちろん3作目も読み終わり、
そんなこんなで4作目もさくっと読み終わり、
気付けば5作目をあっという間に読み終わっちゃいましたぁ✨(てへぺろ)
で、今回も多分に漏れず今までとは全然テーマが違い、IT業界のお仕事ジャンルでいうところの「カスタマーエンジニア」という業務がメインテーマとして描かれており、初めての出張でのネットワーク機器の設置作業を通して、いろーんな艱難辛苦をラブコメ織り交ぜながら乗り越えていくっていう内容でしたので、いつも通り備忘も兼ねてちょっぴりだけご紹介したいと思いまーす(●´ω`●)✨
↓今回も読み終わった後にレビュー見てみましたが、相変わらずの高評価すぎてビビりましたwww
概要♪
※Amazonさんより♪
「あんた西日本と東日本どっちが好き?」
唐突に投げかけられた立華のなにげないその質問が過酷な出張行脚へのはじまりだった。
東西二手に分かれた立華と工兵に課されたミッションは、他ベンダーより請け負った通信機器の現地設置作業。
簡単に思えた業務だがすんなり行くわけないのがこの業界。
理不尽な行き違いや手配ミスが次々と行く手に立ちふさがり、限られた権限しか与えられていない二人は難儀することに。
そして最後に辿りついた先はなぜか工兵の実家。
工兵の妹も登場して事態は混迷の度を深めるが!?話題の萌えるSE残酷物語、第5弾。
ゆるふわSE的面白ポイント♪
・今回は主人公の妹である「誉ちゃん」が登場!!!
毎回一人は新キャラの可愛い子が出てくるのはラノベっぽくていーですねw
・藤田さんの言葉が染みる(´・ω・`)
藤田さん:「SEとして長生き(一つの会社で壊れずふてくされず、精神的にも肉体的にも平穏に生きていくってこと)するコツは仕事を探さないこと。つまり、やらないでいい仕事はするな。」
「仕事は無理して探しちゃ駄目。タスクがなくなったら無理せず休む。存分にリフレッシュして次の仕事に備える。間違っても「何かやることありますか?」なんて訊いちゃいけない。余裕をもって、最大でも全力の70%くらいに稼働をとどめておくべきだ。そうすれば突発的なトラブルにも無理せず対応できる。徹夜や休日出勤で体を壊すこともない。」
・主人公が2か月に渡って対応した案件であるベターメディア本社移転プロジェクト(4作目)のリリースを無事終えたときの下記感動は共感できすぎてヤバイw
これがSEの醍醐味なんですよねぇ(*´▽`*)✨
主人公:終わった、終わった、終わった。
つぶやくように言って余韻を味わう。
じわじわと快感がこみ上げてきた。
ああやったんだ、自分はプロジェクトをやりとげた。
人生初のPM、統括案件を。
・出張作業あるあるその①:入館申請が出ていない(´・ω・`)
私も悲しいかな同じ体験をしたことがありますその①
「入館申請出してます」の言質を事前に取っておくことが大切です(´・ω・`)
⇒数分の作業で済むんだからちゃんと入館申請くらい出してよねー☆彡
・出張作業あるあるその②:現地作業で資料が間違ってるのに初めて気づく(´・ω・`)
私も悲しいかな同じ体験をしたことがありますその②
その場で臨機応変に対応するしかないんですよねぇ(´・ω・`)
⇒こればっかりは冷や汗かきながら頑張るんだぞー☆彡
・出張作業あるあるその③:ラックマウントするのに取り付け金具がない(´・ω・`)
私も悲しいかな同じ体験をしたことがありますその③
私なんてラックマウントに使うネジがなくて大量にあるネジ在庫の中から合うものを探すという超めんどい作業をしたことがあります(´・ω・`)
⇒事前に送付物がちゃんとそろってるか見とくのはとっても大事なんだぞ☆彡
・出張作業あるあるその④:現場で立ち会ってくれる人の帰りたいオーラ(早く作業終わらせろや、間違ってもトラブル起こすんじゃねーぞ(`・ω・´))が半端ない(´・ω・`)
私も悲しいかな同じ体験をしたことがありますその④
言っときますけど、作業してる私も早く帰りたいんですよ(´・ω・`)(口が裂けても言えないw)
⇒でも、立ち会うだけのお仕事って暇そーだけど楽そーだからほんのちょっぴり羨ましいんだぞ☆彡
・出張作業あるあるその⑤:新幹線が止まって移動できなくなる(´・ω・`)
私も悲しいかな同じ体験をしたことがありますその⑤
冬場の北海道出張なんて、ガチで飛行機が飛ばないことあるから怖いです(´・ω・`)
⇒何事も時間に余裕を持った行動が大事なんだぞ☆彡
・立華ちゃんが主人公に諭す言葉が染みるw
立華ちゃん:システムは全階層(レイヤ)がきちんと自分の役割を果たしてこそ機能する、どの技術要素が偉いとか偉くないとか区別しちゃ駄目。
あんた最近PMだプリセールスだって上流工程ばっかり関わってたでしょ?
いい機会だからこのあたりで一度現場の感覚を取り戻しておきなさい。
WBSで一言「設置作業」と書かれている内容に何が含まれているのか。
適正なエンジニアリング工数を見積もるのにどういう考慮が必要なのか。
・梢ちゃんもさすがですw
梢ちゃん:CEに必要な能力は不測の事態で臨機応変に動けること、素人のお客さんにわかりやすく状況説明できること、以上二つです。
・Wiresharkが出てきてびっくりw
本格的だなぁw
・エンドユーザさんから頂く生の感謝の言葉とっても嬉しいですよね(*´▽`*)✨
感想♪
本書は主人公(桜坂工兵)が新卒入社後2週間のOJT中に数件の案件を経て、ネットワーク構築業務にちょっぴり詳しくなった(1巻)後、5月にひょんなことから梢ちゃんと知り合い、立華ちゃん(構築部隊)VS梢ちゃん(運用部隊)を仲直りさせつつ運用業務についてちょっぴり詳しくなった(2巻)後、雨がしとしと降る6月に社長から無茶ぶりされたDRサイト構築のRFPに対する提案業務で受注を何とか勝ち取った(3巻)後の7月に初めて無茶振りされたプロジェクト管理をなんとか乗り越えた(4巻)のもつかの間の10月に初めての出張による機器設置業務でカスタマーエンジニアとして試行錯誤しながらラブコメ交え何とか頑張っていくというお話。
主人公は西日本、立華ちゃんは東日本という二手に別れての機器設置全国行脚の弾丸作業☆彡
いやぁ、出張ってご当地の美味しい食べ物とか食べれたりするんでいーですよねぇ✨
※ただし、スケジュールがきつきつもしくは面倒な作業の出張は除くw
本書ではSEさんのお仕事の中でも、あまりスポットの当たりずらい「カスタマーエンジニア」さんという業務がテーマとなっており、私も真似事位の業務はかじったことがあるので、「あー、わかるわかる(遠い目w)」的な感じでとっても面白く読めました☆彡
カスタマーエンジニアさんは製品知識が半端ないので、ハードウェア交換とかで来てもらった業者さんに質問して、きりっと回答してもらうのが好きですw
その時はすげー、プロだ・・・(´・ω・`)
とか思っちゃいますw(私もプロですがw)
ということで、カスタマーエンジニアさんにとっては感情移入半端なし、ノーマルSEさんでも結構な感情移入、その他の方でも普通にストーリーも面白く楽しめると思いますので、ご興味のある方はものは試しに読んでみてはいかがでしょーか(●´ω`●)✨
※4巻までは熱い展開が終盤にあったのですが、今回は割と抑え目な印象だったので次巻以降の熱い展開に期待ですw
でゎでゎ☆彡