ゆるふわSEの日常♪

IT業界でゆるふわSEになりたい人あーつまれ(*´▽`*)♪

【小説】「なれる!SE (9) ラクして儲かる?サービス開発 ※電撃文庫」を読んでみたんだ♪~新しいソリューションの開発って面白いよねって話☆彡ってお話(*´▽`*)✨~

おはこんばんちは!ゆるふわSEの「ゆるちょここ」です(*´ω`*)♪

 

以前、IT系の読み物が読みたくなってふらっと「なれる!SE 2週間でわかる?SE入門」という小説(ラノベ)を読んでみて、

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それがあまりに面白かったので、いつの間にか気が付けば続編の2作目を読み終わり、

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きちんと2作目も面白すぎたので、もちろん3作目も読み終わり、

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そんなこんなで4作目もさくっと読み終わり、

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流れに乗って5作目もあっさり読み終わり、

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さらに6作目も読み終わっちゃって、

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さらにさらーに7作目も読み終わっちゃって、

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さらにさらにさらーに8作目も読み終わっちゃって、

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気付けば9作目をあっという間に読み終わっちゃいましたぁ✨(てへぺろ)

で、今回はIT業界のお仕事ジャンルで言うところの「サービス(ソリューション)開発とその販促」がテーマでした✨

こちらも、いつもの如くおよそ新人が担当(しかも主人公はサービス開発と拡販のプロダクトマネージャに任命されるw)するよぉな業務内容ではないのですが、そこは主人公補正がバリバリにかかっているので、もーすごいのなんのってw

※私のへたっぴな文章表現じゃ凄さを伝えきれないので詳細は本書を読んでみてくださいw

ということで、備忘をかねてちょっぴりだけご紹介していーくよ☆彡

↓今回も読み終わった後にレビュー見てみましたが、相変わらずの高評価すぎてビビりましたwww


 

 

概要♪

※Amazonさんより♪

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アルマダの攻勢を受け、業平案件は守りきったものの業績が悪化したスルガシステム。

苦境を脱すべく、社長が下したミッションは従来の個別システム構築ではなく定型のサービス開発と拡販だった。

その実行チームとして立華、梢が選ばれる。

そして犬猿の仲の二人を束ねるプロダクト・マネージャーに指名されたのは―

もちろん我らが桜坂工兵!

慣れない業態に五里霧中&試行錯誤の工兵たち。

希望が見えたと思った矢先に立ちはだかるのは、思わぬ障害と失敗の許されない巨大な取引先!?

萌えるSE残酷物語、新たなるチャレンジの第9弾。

 

ゆるふわSE的面白ポイント♪

・社長の言葉がリアルで為になるぅ①w(●´ω`●)✨

※年度末の緊急反省会にて社員全員へ

社長:工数をいくら売り上げても人数以上の稼ぎは出ん。

であれば今までの人件費ビジネスは継続しつつ新たな収益源を作り会社の柱にしていくべきだ。

具体的には月額課金モデルの導入、レディ・メイドのプロダクト開発と拡販、ニーズではなくシーズの追求

⇒ビジネスの収益構造を変革していくっていうのは割と重要なことなんですよねぇ(´・ω・`)

そこに気づいて思い切った社長さんはやっぱりすごいですぅ☆彡

ただ、ソリューション開発期間中や最初に売れるまでは売上0円なので、対応する人員も中々増やせないわで卵が先か鶏が先か状態にはよくなったりします(´・ω・`)w

軌道に乗っけるまでが最初の頑張りどころですね✨

 

・カモメさんの前職がなんと「経団連」や「リーマンブラ・・・」だという驚愕の事実が明らかにw

 

・社長の言葉がリアルで為になるぅ②w(●´ω`●)✨

※1月某日に社員全員へメールにて

社長:各位担当顧客について今年度分のIT予算の余りがないか確認すること。

百万以上ある場合は顧客名と予算額をメールしてほしい。

私の方で営業をかける。

⇒第四四半期の余り予算での対応とかもIT業界あるあるかもですねぇ(●´ω`●)✨

さっすがしゃっちょさんw

 

・ソリューション立ち上げにあたって勉強になるところが盛りだくさんっ♪

※下記本作での流れに沿って記載

①ソリューション推進チームの発足

②ソリューション内容の検討(コンテンツ、市場調査、実現可能性検討etc・・・)

③数値目標、予算計画、販促プランを策定し、企画書の提出

④ファーストユーザの獲得

⑤ファーストユーザの導入事例を作成して販促への活用

⑥新規顧客獲得のために販促資料作成、Web広告への出稿

⑦既存顧客へのメールでの宣伝

⑧間接販売を見越したITベンダ向けのソリューション説明会の開催

⑨競合ソリューションが出てきたことに対する対策及びソリューション改善

などなど・・・(●´ω`●)✨

⇒主人公は色んな方にアドバイスをもらいながら試行錯誤で上記のようなプロセスをたどっていますが、これって割とソリューション推進の王道パターンだったりしますw

まるでお手本のよーな流れになっちゃう主人公はやっぱりスーパーSEさんですねw

 

・梢ちゃんの言葉がリアルで為になるぅ①w(●´ω`●)✨

※ソリューションのマーケティングをどうするか考える梢ちゃん

梢ちゃん:低予算で広告打とうと思ったらやっぱりネット広告しかないんですよ。

年間数十万でキーマンズネットみたいな業界情報サイトに表示してもらう。

メルマガにのせてもらう。

ただ当たり前ですけどクリック率は低いです。

全体の数%、いえもっと低いかもしれません。新聞やテレビの広告効果とは比較にならないです。

⇒キーマンズネットって結構有名ですが、年間数十万位の広告出稿料なんですね。

知らなかったw

 

・主人公に手を握って、頭をなでで欲しいとお願いする梢ちゃんかわゆすw

 

・カモメさんの言葉がリアルで為になるぅ①w(●´ω`●)

※マーケティングのコツを訪ねる主人公へ一言

カモメさん:セグメンテーション、ターゲッティング、4P、ポジショニング、色々概念はあるけどねぇ。

結局成功の方程式なんてないよ。

あればみんなそれに従うわけだしね。

あ、でも一つ重要なことはあるかな。

「儲からないマーケティングは無意味」

できるだけコストをかけず売り上げを最大化する。

儲かる仕組みを工夫する、それがマーケティング。

要はあれね。楽して儲けろ。

⇒何事も楽して儲けれたら苦労しないのですが、その逆に楽をするためにどれだけ苦労するかっていうのは割と大事だったりします☆彡

確実に成功するマーケティング方法が確立されていない以上、色々試して効果がありそうなものを取捨選択したりするのがまずは良ーんじゃないのかなぁと思ったり思わなかったり!

ただ、「こんくらい売れると思うっす!!!」って数値目標とかを提示するときにその根拠を示したりしますが、「未来のことなんだから、神様じゃないんで本当はわからんけどね(てへぺろw)」とか実は思ってたりします(´・ω・`)w(これは口には出しませんがw)

まーけてぃんぐって難しいものです(´・ω・`)w

 

・立華ちゃんの言葉がリアルで為になるぅ①w(●´ω`●)

※顧客(官公庁のキャリア官僚)と打ち合わせをした後の主人公へ一言

立華ちゃん:ひょっとして相手がキャリア官僚だから気後れしちゃったとか?

情けないわね、どんな立場だってお客はお客。

相手の格に合わせて対応変えるとか社会人失格よ。

⇒人間だもの(´・ω・`)

そーいうのってありますよねw

でも、立華ちゃんがいってることは割とプロフェッショナルとしては正しい心の持ちようなので見習いたいものですw

 

感想♪

本書は主人公(桜坂工兵)が新卒入社後2週間のOJT中に数件の案件を経て、ネットワーク構築業務にちょっぴり詳しくなった(1巻)後、5月にひょんなことから梢ちゃんと知り合い、立華ちゃん(構築部隊)VS梢ちゃん(運用部隊)を仲直りさせつつ運用業務についてちょっぴり詳しくなった(2巻)後、雨がしとしと降る6月に社長から無茶ぶりされたDRサイト構築のRFPに対する提案業務で受注を何とか勝ち取った(3巻)後の7月に初めて無茶振りされたプロジェクト管理をなんとか乗り越えた(4巻)のもつかの間の10月に初めての出張による機器設置業務でカスタマーエンジニアとして試行錯誤しながらラブコメ交え何とかやり遂げた(5巻)後の同月10月後半にバイトしたり色々した(6巻)後の11月にブラック現場のプロジェクトルームで客先常駐案件から命からがら撤退した(7巻)後、次年1月にかけてインフラ案件を次々とかっさらっていく外資系企業アルマダの攻勢を何とか食い止めた後の同月1月から3月にかけてまたまた社長の無茶ぶりでプロダクトマネージャに任命され試行錯誤しながらサービス開発と拡販業務を頑張っていくっていうお話です(雑w)

今回、主人公たちが企画したサービスが「SRG46※IPv6とv4を変換する月額課金制のサービス(AKB的なノリですよねw)」なだけあって、その仕組み等がネットワーク関連の技術要素盛り盛りになっているので、IT関連じゃない方(IT関連でもネットワーク以外が専門の方は厳しいかも・・・)が読み解くのはちょっとしんどい場面が多いかもなぁって思いました(´・ω・`)

本シリーズは記載されている技術的なお話が理解できると面白さは3倍増しになるんですけどねぇ(●´ω`●)✨

主人公達がネットワークエンジニアなので、ネットワークエンジニアにとってはむちゃむちゃにやにやできる感じな技術要素が多いですが、その他のサーバやデータベースやプログラミングとかの専門職的なお話を他キャラメインのサブストーリーでもいーのでやっていただけると、他のエンジニアの方もにやにやできるんじゃないかなぁと思ったりしましたw

まぁ、9巻までこれだけ専門性に特化した分野でラノベ出してたらもーもはや読んでる読者さんはほぼIT屋さんばかりなのかもしれませんがw

あと、企画の立案からソリューションリリースまでわずか数ページで場面が遷移したのはちょっと展開早すぎかなぁって思いました。

このあたりが割と重要なことやってたりするのでもーちょっと深堀してくれたら嬉しかったです(´・ω・`)

私も、本作の主人公同様、社内で新規ビジネスの立ち上げやソリューションの企画/検討/推進をしたことがありますが、中々もって新規性があって他社を圧倒するようなソリューション開発って難しいんですよねぇ(´・ω・`)

※過去に下記のよーなことを考えたりもしてみました!!!

www.yurufuwase.com

また、ここまで(9巻)読んで確信しましたが、本作品は全SEにとって為になる情報が満載なのでもーみんな読んだ方がいーですよ本当、いやまじで(*´▽`*)✨w

新入社員とかにとっては、課題図書的な感じで読んできてもらえるとこれからのSE生活に備えれること間違いなしです☆彡(内容にブラック要素が多く含まれているので、精神衛生上よくないかもしれませんがw)

もしくは、中堅SEさん(中堅SEさんなら大抵本書に記載されていることを経験しているはず?!)が読むと、既に過ぎ去った思い出を思い出す感じになる(現在進行形でしたらすみませんw)になるのでとっても面白いことうけあいです(●´ω`●)✨

 

今回も、最後らへんはいつも通りあつーい展開(いつもよりはちょっぴり控えめですがw)になってますので最後の最後まで見逃せませんよ!!!!!

ということで、今回もとってもとーっても面白い内容でしたのでご興味のある方はものは試しに読んでみてはいかがでしょーか(●´ω`●)✨

 

ちなみに・・・

公式サイトはこちら♪

nareru-se.dengeki.com

 

でゎでゎ☆彡