ゆるふわSEの日常♪

IT業界でゆるふわSEになりたい人あーつまれ(*´▽`*)♪

【書評】「何でもわかりやすくする技術、伝える技術※安田 正著」を読んでみたんだ♪~全社会人必見!!!ビジネスマンの必須スキル(話す力/聞く力/書く力/読む力)向上の秘訣はここにあり(●´ω`●)☆彡~

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おはこんばんちは!ゆるふわSEの「ゆるちょここ」です(*´ω`*)♪

 

皆さんは、普段なにげなーくお仕事を行う中で、プレゼンで「話したり」、指示を「聞いたり」、メールや報告書を「書いたり」、必要なドキュメントを「読んだり」していると思います。

基本的に、お仕事はこのような4つのスキルを使っていると思います。

・言葉としてのインプット⇒聞く能力

・言葉としてのアウトプット⇒話す(伝える)能力

・文字としてのインプット⇒読む能力

・文字としてのアウトプット⇒書く能力

これはどれをとっても必要不可欠なスキルですが、例えば「プログラミングスキル」であれば何かを作れたり、資格を取得したりすることでその能力を定量的に測ることができますが、このような定量的に測りづらいスキルというのが実は「社会人にとって一番重要なスキル」なんじゃないかなぁと個人的には思っています。

定量的に測れるスキルや実績については、個々人で目標を立てて、達成に向けて頑張ったりするのですが、このような「コミュニケーションスキル」や「文章作成能力」というのは、常に向上させていくものですが、なかなか一朝一夕に向上させることは難しく人によって差がつきやすいスキルだと感じています。

ということで、今回は全ての社会人に必須なスキルであるこの「4つのスキル」を向上させるための方法論が参考として記載されている本を読んでみましたのでご紹介しちゃうよ(●´ω`●)✨

 

 

 

本書を購入した理由

実業務を通して、「話す」、「聞く」、「書く」、「読む」そのどれも実践することが多く、「いかにプロジェクトを円滑に進めることができるか」や、「チームメンバや上長、顧客、ベンダに対して、いかにお互いの認識の齟齬がなく、気持ちよくコミュニケーションができるか?!」また、さらに「限られた時間の中かつ限られたカードを用いていかに自身を成長させることができるか」ということを常日頃考えており、自身の中である程度の指針となる方法論のよーなものは確立しつつあるものの、体系的な方法論というものについては学んだことがないため、このような目的を果たせる本を求めていつものごとく本屋さんをぶーらぶらしていたところ本書に出会ったので、目次パラパラからの、amazonレビューの星&口コミチェックからの、よさそーだったので購入に至ったわけです✨

購入の一番の理由としては人へ話す(伝える)頻度が高くなってきたので、「伝える能力」の向上をと探していたのですが、伝える能力のみならず他の3能力の向上も図れそうな一冊だったので、一石四鳥になってラッキーでしたw(●´ω`●)♪

 

一言紹介文☆彡

※あえて一言でこの本を紹介するならのコーナー✨

社会人に必須な4つのスキル(「話す」、「聞く」、「書く」、「読む」)を向上させるヒントを得られるかもしれない本です♪

どんなお仕事でも使える、この4要素のスキルって実は専門的な能力以上に、重要なスキルだと個人的には思っています。

専門スキルは勉強すれば「どこができて」、「どこができていないか」というのがはっきりわかるため、学習の進捗も把握しやすく定量的にどこまでスキルを身に着けたのかわかりやすいですし、業務を遂行する上で必要となるため嫌でもある程度は向上するものです。ですが、この視覚化しづらい能力の向上ってなかなか難しいと思っています。

これを知らないまま年次を重ねていくのと、ある程度セオリーを知った上で年次を重ねていくのでは、きっとたった数年でとても大きな「ビジネススキルの差」となって実績に跳ねてくることは想像に難くありません・・・(´・ω・`)

ということで、そんな大事なスキル向上のセオリーが記載された一冊!!!

全社会人!いや、全人類必見の一冊になりますw

基本的なこともきっちり記載されているため、「新入社員研修」等で使用してもいーかもしれません。

新社会人さんには特におすすめです☆彡

 

概要☆彡

amazonより抜粋 

37万部突破のベストセラー「超一流の雑談力」の著者・安田正氏が語る
他の人と差をつける「プラスα」の技術!

専門家がたくさんいる中、池上彰氏はなぜあんなに支持されているのか?
それは、彼の話が抜群にわかりやすいから。

 優秀な人でも、「わかりやすく」伝えることができずに大損している人はたくさんいます。
 豊富な知識も、斬新なアイデアも、相手に伝わらなければ意味がありません。
だからこそ「わかりやすくする技術」を身に着けておくかどうかで大きな差が生まれます。
 本書では、「何でもわかりやすくして、それをわかりやすく伝える」ための方法を、「話す」「聞く」「図解」「質問」「書く」「読む」といったトピックに分けて説明していきます。
・「何が言いたいのかわからない! 」と上司に言われる
 ・何度説明してもわかってもらえない
 ・文章の意味が通っていないと指摘される
 ・本を読んでも全然理解できない
 ・アイデアがまとまらない
 ・聞き出したいことをうまく聞き出せない
 こんな悩みを抱えている人におすすめです。

 目次
 第1章 誰にでも必ず伝わる「話し方」の技術
 第2章 誰にでも必ず伝わる「書き方」の技術
 第3章 どんな話もわかりやすくする「聞き方」の技術
 第4章 どんな情報もわかりやすくなる「読み方」の技術 

 

備忘もかねて本書のエッセンスをちょっぴりだけご紹介しまぁす♪

※ポイントのみ記載しておりますが、そのポイントに至る論拠等の詳細は本書をご覧ください☆彡

第1章:誰にでも必ず伝わる「話し方」の技術

■ わかりやすい話し方の本質を理解しよう(*´▽`*)♪

⇒話のわかりやすさを決めるのは、 話し手の総合力。

普段から、話の内容、声、表情など、細部まで意識を張り巡らそう。

 

■ 話の設計図で内容を決めてしまおう(*´▽`*)♪

⇒話の収拾をつけるには、まず話の設計図を描いておくこと。

そうすると、話の全体を把握できる。

 

■ 話の筋道を予告して全体を把握しよう(*´▽`*)♪

⇒話の筋道を予告すれば、わかりやすい話をするのはたやすい。

 

■ 話の予告は相手にとって臨機応変に変えよう(*´▽`*)♪

⇒本題に入る前に、聞き手の好奇心をそそる予告ができれば、聞き手を自分の話に釘付けにできる。

 

■相手の反応を見て話しの切り口を変えよう(*´▽`*)♪

⇒話の切り口は毎回相手の顔を見て決めよう、そうすれば話がイキイキとしてくる。

 

第2章:誰にでも必ず伝わる「書き方」の技術

■文章のフローを意識して、わかりやすい文体を手に入れよう(*´▽`*)♪

⇒フローを意識して文章を書き、絶えずわかりやすい文章を目指すこと。

 

■まずは正しいビジネス言葉を知ろう(*´▽`*)♪

⇒ビジネス言葉を覚えて、正しい文章を素早く書けるようになろう。

速く書けば書くほど、わかりやすく工夫する時間を増やせる。

 

■相手にとってのわかりやすさとは?を考えて、独りよがりから抜け出そう(*´▽`*)♪

⇒「相手にとってわかりやすい文章」を目指せば、「独りよがり」から抜け出せる。

 

■情報整理で簡潔に内容を伝えよう(*´▽`*)♪

⇒核心から入って、テーマを一つに絞り込み、徹底的に言葉を削れば文章は簡潔になる。

 

■複雑な内容は項目を立ててストーリーの全体マップをつくろう(*´▽`*)♪

⇒箇条書きだけでは整理できない内容の場合は項目を立てよう。

 

第3章:どんな話も分かりやすくする「聞き方」の技術

■相手の話を聞く姿勢を身に着けよう(*´▽`*)♪

⇒話を聞く姿勢を整えれば、相手も話を伝える努力をしてくれる。

 

■予想力を駆使して全体像をつかもう(*´▽`*)♪

⇒話は地図を眺めるように、全体を予想して聞くようにしよう。

 

■話の全体を意識して、部分部分をつなごう(*´▽`*)♪

⇒迷わずに聞くために、話の現在地を知ろう。

 

■メモをとって話を聞こう(*´▽`*)♪

⇒よく聞くためには、図解でストーリー性のあるメモを取ろう。

 

■質問を使って話し手を助けよう(*´▽`*)♪

⇒質問でまとめてあげて、ダラダラ話を切り上げよう。

 

第4章:どんな情報もわかりやすくなる「読み方」の技術

■検索基準を明確にして効率よく読もう(*´▽`*)♪

⇒読むとは情報収集するということ、すべてを読もうと思わないこと。

 

■検索読みした本はまとめておこう(*´▽`*)♪

⇒あとで見返すことを考え、一度読んだ本はテーマごとにしまっておこう。

 

■ターゲット読みをしてインターネット検索しよう(*´▽`*)♪

⇒インターネットは検索目的を徹底的に絞り込もう。

 

■アウトプットを意識して読む目的を特定しよう(*´▽`*)♪

⇒効率のよいアウトプットをするために読む。

 

■アウトプットすることでインプットが活きてくる(*´▽`*)♪

⇒インプットは、アウトプットすることで初めて自分の身につく。

情報を手に入れたらとにかく人に話そう。

 

 

感想☆彡

よく考えたら、そりゃあそーだな!的な話が結構ある反面、この内容をきちんと実践するのって意外と難しいと思っています。

社会人生活をきちんとした上司の下で数年経験すれば本書に記載のある内容はOJTのよーな形で先輩から伝授されたり、経験則として身についていったりするものですが、その非言語情報のスキルが体系化された状態で確認できる書籍って結構稀有な気がしています。

その意味で本書はとっても良書であり、年次の浅い社会人はもちろん、ある程度経験を積んだ社会人にとっても初心を見つめなおすいい機会になるのではないかなと思いました。

本書の冒頭にもありましたが、優れた「知識/技術」を持っているのにも関わらず、「わかりやすく伝えることができなくて」大損している方は結構いらっしゃるんじゃないかなと思います。

私が見てきた中でもものすごく技術力はあるのに、他者とのコミュニケーション能力があまりないため評価されないエンジニアをたくさん見てきました(´・ω・`)

そーいう方を見ると「あー、もったいないなぁ(´・ω・`)」という気持ちになっちゃいます・・・(´・ω・`)

その技術力もったいねぇ!むしろ私にその技術力をくれとw(それはまた別の話ですねw)

本書は、誤った話し方等を例に、どのように改善すればよいのかという例示もされているし、実際にビジネスで発生しそうな事例が取り扱われているのでその辺はとってもグッドでした。

本書の内容を全て実践するのは難しいし、そもそも覚えきれないので、自分の中でできそうなところから一つ一つ仮説と検証を実践してみて効果を肌で体験し、経験値を高めていくのが良いのではと思いました☆彡

4つの力の中で、不足している。もしくは伸ばしたい力があればぜひ本書を一読してみることをお勧めします(*´▽`*)✨

私も本ブログを通して、「書く力」を伸ばすべく、ちょっぴりずつ実践していきますのでそこんとこよろしくですw

 

でゎでゎ☆彡