おはこんばんちは!
ゆるふわSEの「ゆるちょここ」です♪
「読書の冬」継続中ですが、皆さんいかがおすごしでしょーか?w
ちょっと前に「綿矢りさ」さんの「意識のリボン」という小説を読んだというお話をさせていただき、、、
その勢いで、「かわいそうだね?」を読んだお話をさせていただき、、、
さらに勢いに乗って、「私をくいとめて」を読んだお話をさせていただきましたが、、、
もーね、どれもこれも最高でしたw
綿矢りささんのその秀逸な文章表現と女性の心理描写はどの時代の作品をとっても、「素晴らしい」の一言でとても感銘をうけましたので、もはや私は完全なる一ファンとなってしまったわけですが、今回は表紙がお洒落な「ウォーク・イン・クローゼット」という小説を読んでみましたぁ☆彡
「かわいそうだね?」のときと同様に「超豪華2本立て」となっており、表題作である「ウォーク・イン・クローゼット」というお洒落なタイトルの他に「いなか、の、すとーかー」というなんだか怪しげなタイトルの小説も一緒に読めちゃうのでとってもお得ですw
いつも通りとっても面白かったのでちょっぴりだけご紹介していーくよ♪
内容紹介☆彡
※Amazon様より抜粋
いなか、の、すとーかー
陶芸家デビューからわずか3年、石居は、テレビで特集が組まれるほどの人気の売れっ子。
東京の美大卒業後、郷里に戻り、工房をかまえ、絵になるロハスな陶芸家生活を送っている。
しかし、以前から彼を追う女ストーカー・砂原が工房に現れるようになり、事態はどんどん不穏さを増していき…。
ウォーク・イン・クローゼット
主人公・早希は、28歳、彼氏なしのOL。
売り出し中のタレントだりあは幼なじみ。
だりあのマンションには、撮影で着て買い取った服がぎっしりの、早希には夢のようなウォーク・イン・クローゼットの部屋があるのだ。
そんなふたりの友情のゆくえは…?
感想♪
いなか、の、すとーかー
豪華2本立ての内の表題作である「ウォーク・イン・クローゼット」より先に掲載されている本タイトル☆彡
ひらがなで書かれておりますが、「すとーかー」という異様な単語と「いなか」という謎の組み合わせに読む前から、「一体何が起こるんだろう(´・ω・`)?!」という興味が引き立てられます(へんたいさんじゃないですよw)
今まで私が読んだ綿矢りささんの作品は、ほとんどが「女性主人公」であり、「何気ない日常や恋愛ものの心理描写系」な作品だったのですが、今回はガラッと変わってまさかの男性主人公&本格派ミステリー!!!
その引き出しの広さにも驚かされたものの、本作の狂気じみたこの先何が起こるか全く予想だにつかないワクワク感と恐怖感の入り混じったグラデーションな感情を想起させるストーリーは、すごいの一言(´・ω・`)(がくぶるw)
私自身、ミステリー的なものは「ひぐらしのなく頃に」と「うみねこのなく頃に」の原作、あと「名探偵コナン」と「金田一少年の事件簿」くらいしか見たことありませんが(すくないし、超有名どころばっかですねw)、初めて「ひぐらしのなく頃に」を見た際の衝撃はもーまじで言葉にいー表せない位に半端ないものでした!!!Σ(・ω・ノ)ノ!
本作は、そんな「ひぐらしのなく頃に」を見た際の感情を想起させるほどの面白さw
なんとなくですが、小説のような文字媒体から得られる情報って「視覚的情報」しかないように見えますが、映像や音がある媒体とはまた違い、「文字媒体ならではの詳細な描写や表現」ができるので、それをインプットに生成される自身の脳内イメージは他を圧倒するほどの感覚があるなぁ(´_ゝ`)と思うので、文字媒体のコンテンツって結構好きなんですよねぇ♪
読み終えて全てを知った後に、もー一度読みたくなること間違いなしなのですぅ☆彡
いやー、愛って素晴らしいけど、愛、嫉妬、憎悪の紙一重感は人間をこーも豹変させちゃうもんなんだなぁと思わせられる作品(´・ω・`)
愛が受け入れられず暴走した結果ストーカーになっちゃうのかもなー(´・ω・`)(遠い目w)
ひとをあいするってむずかしいですね(´_ゝ`)とおいめw
すとーかー、だめ、ぜったい(´・ω・`)
むーっちゃ面白いので、お・す・す・めだぞ(/・ω・)/☆彡
ウォーク・イン・クローゼット
そんなおっそろしー内容の「いなか、の、すとーかー」を読んで、ぞくぞくっ(´・ω・`)とした後は、キラキラ輝く表紙もお洒落女子な表題作である、「ウォーク・イン・クローゼット」を読んで女子力をあげちゃいましょー♪(*^^*)w
28歳彼氏無し(だけど、彼氏候補は探しまくりw)のOLさんが主人公で、親友が駆け出しのモデルさんなのもあってか、ファッションに関する描写がたびたび出てくるので、お洒落に興味がある方には参考になるかもです!!!
男性との出会いはたくさんあるんだけど、そんな男性とのデートで付き合ってもないし、告白もされないうちに「キスをされたり」、「お家に誘われたり」、「実際は結婚してるのにそれを隠しつつ温泉旅行に誘われちゃう」系な女子には分かりみが深くてエモいと思うので必見です!w(なんて書き方w)
主人公には今後幸せになってほしいなぁと思えるラストの爽快な感じはとても読後感がよかったです♪
綿矢りささんの作品はあたりばかりの面白さ!
どちらもおすすめだぞ(/・ω・)/☆彡
でゎでゎ☆彡