ゆるふわSEの日常♪

IT業界でゆるふわSEになりたい人あーつまれ(*´▽`*)♪

我々は魔法の世紀をどう生きるか?!「これからの世界をつくる仲間たちへ」を読んだ感想を語っていく♪

おはこんばんちは!

ゆるふわSEの「ゆるちょここ」です♪

 

今、我々の世界は本当に便利になった。

あそこに車で遊びに行きたいなぁと思えば、携帯のマップアプリで、どんなとこにもナビをしてくれどこにだって行けちゃう。

もちろんそこに分厚い地図帳は必要ない。

電車で移動したいなぁと思えば、携帯の乗換案内アプリで、いつどれに乗ればいいのか教えてくれるのでこれまたどこにだって迷わず行けちゃう。

もちろんそこに分厚い時刻表は必要ない。

お店でのお買い物も、携帯のWalletアプリでSuicaだってクレジットだって使えちゃうので、対応しているお店であればお財布もいらずにキャッシュレスでお買い物ができちゃう。

お家でお腹が減って、ご飯作るのが面倒な時も、携帯のUber Eatsアプリであっという間にあの美味しいお店のご飯が出前で届いちゃう。

と、このよぉに現代はスマホ一つで何でもできちゃうとんでもなく便利な時代だが、我々はその仕組みをほぼ意識することなく、息を吸うかの如く生活インフラとして当たり前のように利用し、その恩恵を享受している。

その利用にかかる「必要な知識/技術はほぼゼロ」と言っても過言ではない。

スマホでアプリをぽちぽちするという「入力値」を与えたら、その原理はよくわからないけど、欲しい結果が「出力値」として出てきてくれる。

それはまるで「魔法」のようだ。

そー、我々は今や魔術化された「魔法の世紀」に生きているのであーる(´・∀・`)♪w

では、そんな魔法の世紀に生き、魔法のようにアプリケーションを利用者として使いこなす消費者は「魔法使い」なのでしょーか???

意見は色々分かれそうですが、個人的には魔法の世紀に生きる魔法使いは、その原理/原則を知ったる我々SEのよぉな、魔法を作り出すクリエーターなのかもしれません☆彡

それで言うと、私はゆるふわSEならぬ、ゆるふわ魔法使いな訳です(・ω<) てへぺろw(なにそれ?!wしかも文字強調w)

むかしは、「なぜお肉を火で焼くと、生で保存するよりも長持ちするのか」を人類はまーったく分からなかったよぉです。

なぜそうなるのか分からないけれど、経験則的にそうなるから「お肉を火で焼く=生で保存するよりも長持ちする」という法則を人は利用して、お肉を保存していました。

これは、ある意味「魔術化された世界」です。

そして、人間はその好奇心により科学/技術を発展させ、「お肉を火で焼くと細菌が死滅するので、生での保存よりも細菌の増殖により腐りにくく、長持ちする」という原理/原則を解明しました。

これは、知っている人にとっては「脱魔術化された世界」です!

科学やITの発展は、人間の知らなかった世の中の原理/原則である魔術を解明し、脱魔術化を図ることを目的の一つとしています。

が!!!

そうやって、どんどん専門的に発展していった科学技術は、前述のIT技術者により提供されるアプリケーションよろしく、そういった専門家しか原理/原則が分からないので、一般の利用者によってはやはり「魔術」のよぉに見えてしまいます。

その魔術をただ単に利用するもよし。

解き明かすのもよし。

自分で魔術を作り出すもよし。

既存の魔術を利用して別の魔術を作るのもよしといったよぉに、、、

魔術にまみれた現代社会では、「どう魔術に向き合っていくか?!」というのが非常に重要なテーマとなります!

なんならAIやディープラーニングのよぉにその道の専門家でも、なぜそのインプットに対して、そういったアウトプットが出てくるのかよくわからないものまであったりしますw

これは、ある意味専門家でも解き明かせない「再魔術化」が起こっていると言っても過言ではありません(`・ω・´)シャキーンw(謎ドヤw)

そんな、ハリーポッターの「エクスペクトパトローナム(/・ω・)/☆彡」よろしく、高度に魔術化された世界で我々はどう生きればいーのでしょーか???(´・ω・`)

その答えを出すのは容易ではないし、人それぞれ違ったりするかもですが、その答えのヒントを現代の魔法使いの異名を持つメディアアーティストの「落合陽一」さんは一冊の本で我々に示してくれました!!!

ということで、今回はそんな落合陽一さんの著書「これからの世界をつくる仲間たちへ」を読んでみましたので、その内容と感想をちょっぴりだけご紹介していーくよ(´・∀・`)v

社会人さんはもちろん、物心ついた時からデジタルが普及した世界に生きるデジタルネイティブである中高生さんにはどんぴしゃりでおすすめな本になりますっ!

 

f:id:senonichijo:20210422140301j:plain

 

 

 

 

概要♪

※Amazon様より抜粋

「おはよう日本」(NHK)、
「情熱大陸」(TBS)、
「朝まで生テレビ! 」(テレビ朝日)、
「NewsPicks」、
「東洋経済オンライン」、
「AbemaTV」etcでも話題!


これから世界がどう変わるのか、
教えよう

著者・落合陽一氏は、
28歳という若さにして、
世界的にも「社会を変える」
と見られている
最先端の研究者だ。

2015年には、米the WTNが
技術分野の世界的研究者を選ぶ
「ワールド・テクノロジー・アワード」
を受賞する快挙を成し遂げた。
月刊『文藝春秋』(2016年2月号)では
「日本を元気にする逸材125人」
に選ばれた。
「現代の魔法使い」と称され、
「嵐にしやがれ」「サンデー・ジャポン」
などメディアにも数多く出演、
メディアアーティストとしても
活躍している。

落合氏は、
コンピュータが人間の生き方に
根本的な変革を迫っているという。

世の中のすべてが変わる。

たとえば、
これまでのホワイトカラーの仕事は、
何もかもコンピュータに持っていかれる。
勉強していくら知識を得ても
何の役にも立たない時代になる。

そんな世界で生き抜くために
どうすればいいのか。

落合氏は若者たちに熱く語る。
「魔法をかけられる側になってはいけない。
魔法をかける人間になれ」と――。

 

編集担当からのおすすめ情報♪

※Amazon様より抜粋

「現代の魔法使い」と呼ばれる
落合陽一氏。

「魔法」とは何か。

本書のプロローグには、
こう記されています。

<スマホという小さな道具の中で、
アプリを使いこなして
便利に生きているつもりでも、
それは誰かが作った「魔法」の世界を
見ているに過ぎないのです。
現金を出さずにモノが買えるのは
クレジットカードという
「魔法」が作り出した世界で、

多くの人は「店舗からクレジット会社が
手数料を取って代わりに払う。
消費者はクレジット会社に後払いする」
という「魔法のカラクリ」が
分かっているでしょうが、
スマホやコンピュータの進化で、
世の中を動かしている「魔法」の仕組み
を理解できず、ただ使っているだけの
「魔法をかけられている人」
が非常に多くなっています。
モチベーションを持って
コンピュータを下僕のように使う
「魔法をかける人」になれるか、
あるいは「魔法をかけられている人」
のままになるのか。
そこに大きな違いが生まれます。>

落合氏は、スマホのアプリや、
SNSなどテクノロジーを単に「便利」
と思って使っているうちは、
「魔法をかけられている人」
にすぎないといいます。
それでは、技術を操ることができる人に
“奪われる"だけの人生となる。

それが嫌なら、「魔法をかける人」
になれと説きます。

落合氏は、そんな近未来の姿を
生々しく描き出し、
そこで生きるための考え方をしています。

若い人たちに
ぜひ読んでもらいたい一冊です。
読めば、あなたの人生が
確実に変わります。

 

印象に残ったセンテンス♪

「落合陽一」さんらしー表現(一般的にはちょっと伝わりにくいかもだけど、その文脈とか背景とかニュアンスをちゃんと理解しよぉとすると、ストレートに言いたいことが伝わるよぉな表現)が割と、ユニークで好きだったりしますw

※一部表現を要約している箇所あり

・コンピュータは電化製品ではなく、我々の第二の身体であり、脳であり、そして知的処理を行うもの、たんぱく質を持たない集合型の隣人です。

 

・「映像の世紀」を生きた親は、子供に見当違いの教育を与えている。

 

・翻訳技術が発展してきた現代では、英語力よりもコンピュータが翻訳しやすい論理的な言葉遣いが母語でちゃんとできること、つまりそのような母語の論理的言語能力、考えを明確に伝える能力が高いことのほうが、はるかに重要。

 

・子供のときから単にプログラミングが書けること自体にはあまり価値はありません。IT関係の仕事で価値があるのはシステムを作れることです。プログラミングは、自分が論理的に考えたシステムを表現するための手段にすぎません。

 

・ありうる世界の未来イメージは多岐にわたる。

 

・「コンピュータには不得意で人間がやるべきことは何なのか」を模索することが大事。

 

・意識だけ高い系にだけはなるな

 

・たくさんの違った常識を持つこと。複数のオピニオンリーダーの考え方を並列に持ちながら、自分の人生と比較し、どれとも違った結論に着地できないか、常に考えること、そういう頭脳の体力が大切です。

 

・ガッツはレッドオーシャンだからそこで勝負しても無駄。ガッツがあるのは当然の前提だから、それをアピールしても人材としての市場価値はない。仕事はストレスなく淡々とこなせて当たり前。

 

・コンピュータになくて人間にあるのは、「モチベーション」

 

・これからの時代は「ひとりのオリジナル」以外には大きな価値がない。

 

・人間にとっていちばん好ましいインターフェイスはやはり「人間」。そのため、これからは、人間が「人工知能のインターフェイス」として働くことが多くなるでしょう。必要な情報は人工知能に与えてもらい、それを顧客に伝えるインターフェイスの部分だけを人間が担当するのです。

 

・ホワイトカラーは何かを効率よく処理するための「歯車」です。そして、処理能力の高い「歯車」はいずれコンピュータに居場所を奪われてしまう。だから、いまの小中学生が将来「コンピュータに駆逐されない自立的な仕事」をできるようになるには、何でも水準以上にこなせるジェネラリストではなく、専門性を持つスペシャリストになることが必要です。

 

・誰も持っていないリソースを独占できる者が勝つ。

 

・誰もが共有できるマニュアルのような「形式知」は、勝つためのリソースにはならない。誰も盗むことのできない知識、すなわち「暗黙知」を持つ者が、それを自らの資本として戦うことができる。

これからは、専門的な暗黙知を持つクリエイティブ・クラスを目指すべき。

 

・新しい問題を発見して解決するのは、「勉強」ではなく「研究」。

 

・ロールモデルのないオリジナルな価値を持つ人間になろうとするなら、何かの「魔術師」になるのがいちばん。

 

・「その新しい価値がいまの世界にある価値を変えていく理由に、文脈がつくか」 、「それに対してどれくらい造詣が深いか」が大切。

-それによって誰が幸せになるのか

-なぜいま、その問題なのか。なぜ先人たちはそれができなかったのか。

-過去の何を受け継いで、そのアイディアに到達したのか。

-どこに行けばそれができるのか。

-実現のためのスキルはほかの人が到達しにくいものか。

この5つにまともに答えられれば、そのテーマには価値がある。

 

・小さな問題を解決することがクリエイティブな事業を生む。だからこそ、まずは問題を発見することが大事になる。問題を見つけられない人は、当然ですが問題のオリジナルな解決方法も考えられません。

 

・思考体力のある人間は常にマジです。自分の人生の問いについて24時間、365日考え続けている。そんな人がたまにいます。

 

・コミュニケーション能力が求められるのは、あくまでも「世界の問題を解決するため」です。

自分が発見した世界の問題を解決するためにコミュニケーション能力が必要なのは、「世界は人間が回している」からです。

 

・人生を考える際には大きく分けて2つの基本方針があります。「時間を切り売りしてお金を稼ぐ」のか。それとも、「自由に使える時間を手に入れる」のか。

 

・ワーク・ライフ・バランスが問題になるのは、「好きなこと」「やりたいこと」を仕事にしていないからです。解決したい問題がある人間、僕だったら研究ですが、そういう人は、できることなら1日24時間、1年365日をそれに費やしたい。だから僕は、時間を切り売りしてお金を稼ぐのではなく、自由な時間をより多く得られる仕事を選んでいるわけです。ワーク・ライフ・バランスなんて考えたこともないし、その概念自体が僕には必要ありません。 

 

・起業のスタートラインに立つこと自体は簡単です。そのハードルは昔と比べると格段に下がりました。誰でも思い立ったらすぐに起業できるのが現在の社会です。

スタートラインに立つことさえできれば「いつか世界を変えるビジネスモデルを作る幸福」を味わうことができるでしょう。その幸福感は、「成功か失敗か」という結果とは関係ありません。自由に時間を使って、思い通りに戦えていること自体が、幸せなのです。

 

・素人のように考え、玄人のように実行する。

 

・いまできる人類の最高到達点に足跡を残す。

 

・世界に変化を生み出すような執念を持った人に共通する性質を僕は「独善的な利他性」だと思っています。それは、独善的=たとえ勘違いだったとしても、自分は正しいと信じていることは疑わず、利他性=それが他人のためになると信じてあらゆる努力を楽しんで行うことができる人だと思います。

 

感想♪

「独善的な利他性」かー!!!(´・∀・`)

なんだかすっごくわかるよぉな気がしないでもないw

よくこんな、響きのかっこいー、言い得て妙な言葉を思いつくもんだなーと感心しちゃいますねw

私も独善的な利他性を持って、物事に取り組んでいきたいものだなーと思いました!w

本書は、プロローグ部分は落合陽一さんの本らしー表現が多いのですが、その後は比較的読みやすくかみ砕かれて記載されているので、さくっと読み終えれちゃう良書でした!

伝えたいエッセンスは主に前述で箇条書きにした通りで、 「リアルとバーチャルの境目がなくなり、急速に変わりゆく世界で学び続けるコツのよぉなもの」を、まさしく「これからの世界を作る仲間たち(我々を含めた主に中高生)」へ分かりやすく伝えてくれており、その考え方はとても参考になりました☆彡

落合さんって、研究者なので一般の人(就活⇒会社員)とは違う生き方をしている気がするけど、「多くの一般の人が恐らくこう考えている」、「一般の人を取り巻く世界/現状」っていうのをきちんと俯瞰的に見れていて、「そういった人たちがどのような考えを持つとよりよい方向に進める可能性が高いのか?!」ってところを考えれちゃうあたりが、本書を読んで特に凄いなぁって思いました!!!

興味のある方は是非読んでみてくださいねぇ(´・∀・`)♪

 

その他落合陽一さん関連本の書評♪

落合陽一さんの独特な観点/思考は参考になるところが多く、その研究を少額ですが支援させていただいたほどに好きだったりしますw

www.yurufuwase.com

 

本書以外にもいくつか、出版されている本を読んだ感想を公開していますので興味のある方は是非ご覧あれ♪

・日本再興戦略

www.yurufuwase.com

 

・10年後の仕事図鑑

www.yurufuwase.com

 

・超AI時代の生存戦略 ― シンギュラリティ<2040年代>に備える

www.yurufuwase.com

 

・ 0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる 学ぶ人と育てる人のための教科書

www.yurufuwase.com

 

・デジタルネイチャー

www.yurufuwase.com

 

その他書評♪

色んな本の書評を書いてるので興味のある方は要ちぇきら☆(ゝω・)vキャピ

www.yurufuwase.com

 

でゎでゎ☆彡