ゆるふわSEの日常♪

IT業界でゆるふわSEになりたい人あーつまれ(*´▽`*)♪

全IT従事者必見!「ルポ シリコンバレーで起きている本当のこと」を読んだ感想を語っていく♪~知られざるGAFAの真実~

おはこんばんちは!

ゆるふわSEの「ゆるちょここ」です♪

 

皆さんは「シリコンバレー」という言葉を聞いて、どのよぉなイメージを持っていますでしょーか???

「はにゃ?!、しりこんばれー?!、なにそれおいしーの?!?!?!(´・ω・`)w」

って方もいるでしょーし、「IT企業がいっぱいある、アメリカのなんかすごそーなとこでしょ?!」って感じの方もいるでしょー!w

ちなみに私は、後者レベルのにわか知識しか持っていなかったですがw、みんな大好きWikipedia先生によると、、、

シリコンバレー(英語: Silicon Valley)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州北部のサンフランシスコ・ベイエリアの南部に位置しているサンタクララバレーおよびその周辺地域の名称。特定の一箇所を公的に指す地名ではなく、ある程度広い地域一帯の通称として使用される。

名称は、多数の半導体メーカー(半導体の主原料はケイ素、英: Silicon)が集まっていたこと、および地形(渓谷、英: Valley)に由来する。この地域からはアップル、インテル、ナショナル セミコンダクター、Google、Facebook、Yahoo!、アドビ、シスコシステムズなどに代表されるソフトウェアやインターネット関連企業が多数生まれ、IT企業の一大拠点となっている。

なんだそーです!w

ほほう!(´_ゝ`)

公的な地名ではなく、地域一体の通称なんですなー!w

ということで、IT業界に身を置くものとして、そんなシリコンバレーについても知っとこうかなーって思って、今回は「ルポ シリコンバレーで起きている本当のこと」という、なんかシリコンバレーの真実を教えてくれる雰囲気を醸し出してくれているタイトルの本を読んで見ましたので、備忘も兼ねてちょっぴりだけご紹介していーくよ♪

なぜ、日本のIT企業は米国のIT企業に大きく水をあけられているのか?!

それを解決するヒントがもしかしたら得られるかも???

なので、日本の全IT従事者必見の一冊なんだぞ☆(ゝω・)vキャピw

 

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概要♪

※Amazon様より抜粋

アップル、グーグル、FB・・・・・
世界を変える企業が次々生まれるシリコンバレー。
一方、広がる貧富の差、人種差別、IT企業VS国家、
新しい技術と既存社会の衝突など影も深い。
今後の世界を考える上で補助線となりうる現地記者の最先端ルポ。

 

目次♪

第1章 「世界を変える」情報発信地
●重要市場は記者席の割り当てでわかる
●アップル独自の文化「従業員への拍手」
●会社であることを忘れるような労働環境
●グーグルで働く日本人
●社内での飲食が無料の理由
●女性社員に対し、卵子凍結の費用も
●珍しい女性CEO、米ヤフーのメイヤー氏
●シリコンバレーの産休・育休
●アマゾンの内部を暴露した記事
●アマゾンは、「日本企業化」している?
●グーグルトップはインド系のピチャイ氏
●高学歴労働者ビザ発給のうち7割がインド人
●インド系の躍進の背景「TiE」の存在
●根をはるインド工科大(IIT)卒業生

 

第2章 富を生み出す町の知られざる顔
●乗客の半分がホームレスの24時間バス「ルート22」
●「金持ちとの差は広がるばかり」
●富裕層の流入で、急騰する家賃
●ホームレスの人口は全米3位
●高級マンション建設の一方、低所得者層の住宅不足
●公的扶助が必要な世帯は、3割も
●車上生活を続けるグーグル社員
●車上生活を可能にする、ぜいたくな福利厚生
●財政難の自治体、ボロボロのままの道路
●犠牲になるのは、公教育や行政サービス
●「寄付」と「納税」を同等に考えていいのか
●「フィランソロキャピタリズム」というやり方
●ピケティのザッカーバーグ批判「自分への寄付」
●ウォール街とシリコンバレーの違い
●白人とアジア系で9割。「人種差別」という問題
●人種がアジア系に偏る背景
●KPのセクハラ訴訟が意味していること
●敗訴でも多くの共感を呼んだ理由

 

第3章 新しい技術と既存社会との衝突
●ドローンの妨害で、拡大した山火事
●民泊「エアビーアンドビー」の誕生
●規制や業界団体との摩擦、課税などの問題
●消えていったサービス「モンキーパーキング」とは
●「公共サービスを売買」で、巻き起こる批判
●消えたサービス、成功したサービス
●グーグルが開発する自動運転車AI
●「AIは人間の仕事を奪うか」に対する研究者の答え
●「右側に3人」「左側に1人」、どちらをよけるべきか
●自動運転車の事故の責任はどこにあるか
●「自律型兵器」に必要なAIは、チェスの延長
●戦場に送るのは人間かロボットか

 

第4章 IT企業vs.国家、新たなる成立
●05年、NSAによるデータ収集活動が明るみに
●自国民への差別的な情報収集
●スノーデン事件が意味するもの
●NSAの監視、日本の一般市民も標的?
●テロ捜査を優先か、プライバシー優先か
●「アップル」vs.「FBI」の法廷闘争
●同様の場合、日本企業はどう動くか
●「ウィキペディア」vs.「NSA」
●なぜ、「ウィキペディア」に目をつけたのか
●「アラブの春」を書き込んだ人が「監視対象」に
●ウィキペディア日本語版サーバーもアメリカに
●シアトル重視の中国・習近平
●中国は魅力的な市場である一方、検閲などの問題も
●急成長のIT企業、潤沢な資金で繰り広げ始めたロビー活動
●ビザ・税制、要求は多岐にわたる

 

第5章 それでも、フロンティアを求めて
●誰もが起業を語るスタンフォード大生
●スタートアップの最高峰YCに合格
●企業は、もはやポップカルチャー
●「MITの授業は退屈すぎた」
●わずか2ヵ月で、成功する大学生も
●大学は実社会で役立つことを教えてくれていない
●プログラミングの「ブートキャンプ」
●受講許可が下りるのは応募者のわずか3%
●修了生の年収は平均で44%上がる
●刑務所の職業訓練にプログラミング講座を導入
●出所者が安定した職を得られれば再犯は減る
●出所後、企業を目指す人も
●なぜ、日本企業はシリコンバレーで影が薄いのか
●日本企業は、中央官庁の規制作りとともに動く
●リスクと失敗をプラスにとらえる文化が生まれるか?

 

感想♪

シリコンバレーの家賃が超高くて貧富の差がむっちゃ凄いとか、GAFA社員の働き方についてとか、インド出身のIT技術者が凄いとか、アメリカと日本の文化の違いとか、シリコンバレー発の面白いビジネスについてとか、新規サービスと倫理観の問題とか、その辺の事情はあんまし知らなかったので参考になりました!!!

日本の中だけで、切磋琢磨していたら、遠い海の向こうのことなんてあんまり意識しないことが多かったりしますが、これだけITが発達した現代では、グローバルに物事を考えて、課題を解決する方法を考えるっていうのは、割と重要なことだよなーと改めて考えさせられる感じの良書でした!

と、アメリカすっごーい!!!

で終わると思考停止しちゃうので、なぜ日本はアメリカに大きく水をあけられているのかを、ちょっと考察してみることにします☆彡

ということで、、、

 

なぜシリコンバレーは強いのか?!

を本書を読んだ後にちょっと考えてみました!!!

 

今や、ほぼすべての日本人が調べものをするときに利用する「Google」。

今や、多くの日本人がお買い物をするときに利用する「Amazon」。

今や、多くの日本人が利用するSNSである「Facebook」。

今や、多くの日本人が持つ携帯の一つであるiPhoneを作り出した「Apple」。

これらのプロダクトやサービスはもはや私たちの生活に必要不可欠なインフラの一部となっていますが、全てアメリカ発祥の企業であることに、私たちIT技術者は何か思うところがないといけないんじゃないかなーと思ったりします(´・ω・`)

日本の東証一部上場企業の数は2020年4月末時点で、「2,169社」あるよぉですが、このGAFAにマイクロソフトを加えたGAFAMのたった5社に時価総額で負けてしまうという事態になっています。。。 

note.com

 

たった5社に日本の超大企業達が束になってもかなわないのはなんだか寂しいよぉな悲しいよぉな、「アメリカすげーΣ(・ω・ノ)ノ!w」って思うよぉな複雑な気持ちですが、ユニコーン企業と呼ばれる「創業してからの年数が浅く(10年以内)、企業価値評価額が高い(10億ドル以上)未上場ベンチャー企業」の数も、その8割が米国と中国の2か国で占められている現状から見ると、、、

subscription-lab.com

GAFAMが突出してすごいというだけではなく、日本企業や日本人の文化やマインド等何か根源的な違いがあるのかもなーとうっすら思ったりします。

 

GAFAMの躍進でやはりすごいのは何かのサービスの基盤となる「プラットフォーム」を押さえている「プラットフォーマー」として、自国以外のインフラとして定着させ、売上を上げる構造を作ったってとこだと思います!

 

え?!Googleなんて単なる検索エンジン提供してる企業じゃないの?!

なぜにそんなに儲けてんの???(´・ω・`)

と、その理由がよく分からない方も多いかと思いますが、IT企業がどのよぉに利益をあげているかっていうのは、以前レビューを書いた「まいにち見るのに意外と知らない IT企業が儲かるしくみ」という本に超わかりやすく記載されているので、その辺に興味がある方は見てみると分かりみが深いと思います!

www.yurufuwase.com

 

携帯のアプリケーション市場なんかは顕著で、私たちが利用しているAndroidスマホではGoogle社の「Google Play」で、iPhoneではApple社の「App Store」でアプリをダウンロードし利用したりしますが、そこからの売上の約3割がプラットフォーマー側に落ちる構造になっていたりします。

なので、日本企業がどんなに優れたアプリケーションを作成しよぉがその売上は自動的にGoogleとAppleにチャリンチャリンと落ちていきますし、企業努力により売上を上げれば上げるほどそのチャリンチャリンの速度は加速していくわけです!!!w

まぁ、コンテンツ(スマホのアプリケーション)が売れれば、そのコンテンツを作成する企業も嬉しいし、そのプラットフォーマーも嬉しいので、Win-Winの構造と言えば素晴らしいし、聞こえはいいですが、やはり「仕組みを作る側は強い」なぁと思います! 

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もしかしたら日本人は、コンテンツを作るのはとても優秀だけど、プラットフォームを作るのは苦手なのかもしれません(´・ω・`)

動画プラットフォームで言えば、個人的には「Youtube」よりも、みんなでコメントでわいわいとツッコミを入れながらくだらない動画を一緒に見ているよぉな気分になれる「ニコニコ動画」の方が好きなのですが、クリエーターの収益構造からか、ニコニコ動画に動画投稿をしていたクリエーターたちは、こぞってYoutubeへ移行し、合わせて視聴者もYoutubeに移行しているよぉな気がしていて、優秀なクリエーターがプラットフォームを乗り換えて、またしてもGoogleにしてやられてるよぉな気がします。。。

ゲーム実況とか、絶対コメントあった方が楽しいんだけどなぁと非常に残念です(´・ω・`)

これも、Youtubeを運営するプラットフォーマーとしてのGoogleが、クリエーターに利益を還元する仕組みをうまく作ったからできた技で、一度プラットフォームを移ったユーザは、それ以上の利益を示されないと戻ってくるのは厳しいと思いますので、ネットワーク外部性ではないですが、ニコニコ動画を運営するドワンゴは中々厳しいんじゃないかなぁと思ったり。。。

ここで、なぜこのよぉな差がついてしまうのかを考えてみると、恐らく「誰向けに作るのか」、「言語の壁」、「起業マインド」の3つが大きいんじゃないかなぁと個人的には思います!

まず、「誰向けに作るのか?」

日本のすべての企業がそうとは言いませんが、日本企業の多くは、日本人向けにサービスを作る傾向が高いと思っています。

それは恐らく自身も日本人だから日本人向けにサービスを考える方が考えやすいという理由と、後は日本の市場規模がある程度大きいので、それだけで割と十分食っていけちゃうのが大きな要因かと分析します。

なので、まずは日本でのシェアを取ることを目標に掲げ、その後世界へとグローバルに展開していくことを考えます。

で、米国はと言うと、恐らく米国内の後にグローバル展開という流れではなくて、最初から世界市場を相手にビジネスを考えていると思います。

多分、これが世界レベルで見た時に、日本がシェアを取るのに時間がかかる、または取れない要因の大きな一つなんじゃないかなぁと。

2つ目は1つ目の要因にも関連するのですが、「言語の壁」

以前、日本人の間違った英語学習法について警鐘を鳴らしてみましたが、、、

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日本人は、英語の勉強量の割に英語力がすっごく低いです・・・(´・ω・`)

まぁ、この記事で触れた通り構造的にしょーがない面もあるのですが、英語が堪能な高い経営能力がある人、英語が堪能な高い技術力がある人が少ないので、経営者や技術者が自由自在に世界へ向けたサービスを最初から作るには、言語の壁があるんじゃないかなぁと。

間に翻訳者が入るというのは、「自身が思った通りのニュアンスとなっているかというのを他人に委ねる必要がある」という点で、日本でサービスを提供するのに比べて100%思い通りに作るということは難しいのです。

また、日本で優れているとされるサービスが、外国でも同様に売れるかどうかっていうのも必ずしもそうじゃないんじゃないかなぁと思います。

そこには、日本と外国の文化や宗教等の生活観がじぇんじぇん違ったりするので、そーいった文化的、歴史的背景などを鑑みたうえで、サービスを設計する必要があります。

そこのところが、母国語が世界共通語として英語であるネイティブな米国と、英語が苦手な日本での決して小さくない障害かなーと。

最後の一つが「起業マインド」

別にみんながみんな起業する必要はないし、組織は経営者を頂点にピラミッドのよぉな階層構造になっていないとうまく回らないので、多くの人が会社員をするのはいーし、割と必然なのですが、起業に夢見る感じを持つ人が米国と比べて少ないよぉな気がします。

よく、「アメリカンドリーム」って言ったりしますが、シリコンバレー近くのスタンフォード大学の学生が持ってるマインドのよぉな「起業マインド」が足りていない。

もちろん起業が目的となってしまっては本末転倒なのですが、「起業の大目的である何らかの新しいサービスを生み出し、世界を自分の手で変えたい」と思える、地盤、環境、風土が多分アメリカと違うんだろーなぁと。

もちろん、日本にもそーいったマインドを持って、良いサービスを生み出し、会社を興す人も多数いるとは思いますが、そーいった人たちの割合、絶対数が少ないので、相対的に成功する確率は少ないんじゃないかなぁって考察です。

日本は出る杭は打つ傾向にあるし、失敗を恐れる傾向もあるので、失敗は前提で挑戦を礼讃する傾向の高い米国とは、やはり国としてのムードが違うなぁって思います(´・ω・`)

 

私はビジネスだけではなく、経済や投資に関しても思うことを語ったりしていますが、、、 

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「投資」の世界では「リスク許容度」という概念が出てきます。

これをビジネスにおける「起業」に当てはめてみた場合、年齢が若いうちのリスク許容度は高いです!

つまり、失敗しても取り返しが効く可能性は高いということです。

なので、10発撃って、1発当たれば超嬉しい位の気概で気軽に起業にチャレンジしていってもいーんじゃないかなぁと個人的には思ったりします!

本にも記載がありましたが、アメリカでの起業は「若者のポップカルチャー」になりつつあるとありましたw

「お?!来月起業すんの?!、俺も俺もー(´・∀・`)www」みたいな国と、準備を用意周到にして事前に勉強しまくって、石橋を叩きまくってから重い腰を上げて「よっしゃ!、起業するか!(`・ω・´)シャキーン」って国では、試行の母数が圧倒的に違うので、確率論的に勝つ可能性は低いのです。。。

また、「挑戦」というものは、年齢が増すにつれて、しにくくなります。

まずはバッターボックスに立つことが大事!

バッターボックスに立たない事には、ヒットもホームランも打てないわけです。

当たり前ですが、空振りするのを怖がってバッターボックスに立たないと、野球はできないわけですw

日本の多くの若者がこーいった「起業マインドを自身で持つこと」、若者がそーいったマインドを持ちやすいよぉに「日本社会が色んな面でサポートしたりする土壌/環境を作ること」が日本が世界と戦っていき、よりよいサービスを作っていく上では重要なんじゃないかなぁと思いました♪

 

面白い良書でしたので、興味のある方是非みてみてくださいねー☆彡

 

起業に興味がある方は?!

「起業」に関して、今までいくつか参考となる記事を書いてきましたので、参考にしていただければ幸いでーす(´・∀・`)!!!

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その他ビジネス関連♪

ビジネス役立つお役立ち記事をいくつか書いていますので興味のある方は要ちぇきら☆(ゝω・)vキャピw

 

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でゎでゎ☆彡