おはこんばんちは!
ゆるふわSEの「ゆるちょここ」です♪
突然ですが皆さんはゲームをするときに、どんな感じで攻略していきますか???
ひと昔前は「攻略本」を買って「ふむふむ(´_ゝ`)」と読み込んで効率的に進めたりって感じでしたでしょーが、現在ではネットでポチポチと検索するだけでどんな情報でも大抵は出てきてくれる便利な世の中になりました☆彡
ゲームの場合、そこにはプログラミングされたゲーム内の「ルール」があるから、それをうまく攻略本やネットで見つけ、時にはバグ技や裏技を使って楽しく攻略していくわけですね!
では、我々の生きている現代社会を効率よく、経済的に攻略していくにはどのようにすればよいのでしょうか???
答えは十人十色、千差万別で正解はないのですが、現代社会においても「法律」や「経済の仕組み」等、ある程度「ルール」はあり、そのルールを時には上手に利用し、時にはあまり知られていないルールの歪みとも思われる部分を巧妙に利用して、合法的に経済的成功を手にしている人たちが実はいたりします!!!
最近流行りの「経済的自由(FIRE)」もこれらの延長戦上にあるよぉな気がしないでもありませんw
もちろん、その情報は調べれば誰でも知りうる公開情報なのですが、知らない人はただ損をしたり、非効率的な行動を取ってしまうなど、こういったルールを利用するかしないかは別として、知っておくことって結構重要なんじゃないかなぁと思ったりします♪
ということで、今回はそんなあまり知られていない経済のルール(税金、保険、不動産、法人、資産運用等)を赤裸々に教えてくれるマネー本の著者として有名な感じをうける「橘 玲」さんの「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」を読んでみましたので、その感想をばちょっぴりだけご紹介していーくよ☆彡
これを読めば、「経済的な視点から見て、私たちが生きているのはどういう社会なのか」というのが分かり、より効果的な選択肢を持てることができるよぉになるかもしれないので結構おしゅしゅめになります(´・∀・`)v
概要♪
※Amazon様より抜粋
お金持ちになった人続出! ! 30万部を超えるベストセラーになった『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』を12年ぶりに全面改訂。
「『黄金の羽根』を読んで人生が変わりました」という人、「この本に触発されて会社を辞め、いまは赤坂にビルを3棟持っています」という人などなど、この本を読んで経済的独立を手にした人が続出したベストセラー『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』を12年ぶりに全面改訂。リーマンショックや安倍バブルなどそのときどきで経済環境の浮き沈みはあったが、原理的なことはなにも変わっていない。経済的に成功するためには、経済合理的でなくてはならない。国家とは人生を最適設計するための道具にすぎない。東日本大震災と福島の原発事故が起き、日本の社会が大きく変化したように見えても、じつは制度の歪みはほとんどそのまま温存されている。だからこそ12年前の“黄金の羽根"をいまでも同じように拾うことができるのだ! !
印象に残ったセンテンス♪
・ ゲームを楽しむためには、ゲームのルールをよく知らなければならない。そうすれば、目標(ゴール)に到達するための近道を見つけることができる。
・世界でもっとも豊かな国のひとつに生まれたということだけで、私たちはとてつもなく幸運。
・資産とは収入の多寡によって決まるのではなく、収入と支出の差額から生み出されるもの。
・「自由」を経済的な意味で定義するならば、「国家にも、会社にも、家族にも依存せず自由に生きるのに十分な資産を持つこと」になる。
これが「経済的独立 Financial Independence」。
・「自分が一番になれるニッチ(ブルーオーシャン)を見つけ、そこに資源のすべてを投入してデファクトスタンダード(事実上の標準)を握ること」を人生戦略として提唱する。
・どんなときもできるだけ経済合理的に判断する。
・市場経済では利益は差異から生まれる。
・お金持ちの方程式
資産形成 = (収入 - 支出) + (資産 × 運用利回り)
この方程式より、お金持ちになるためには次の3つの方法しかない。
①収入を増やす
②支出を減らす
③運用利回りを上げる
・巷に溢れる"お金持ち本"は、すべて次のどれかに分類できる。
①「サラリーマン出世術」「商売に成功する方法」など、収入を増やすノウハウ
②「節約生活」「マル得情報」など、生活水準を下げずに支出を減らすノウハウ
③「1億円儲ける」「株で生活する」などの株本に代表される資産運用指南本
・"お金持ち本" には、読者を錯覚させるあるトリックが隠されている。それは、「成功した人しか本を書かない」ということ。
・資産運用よりも純利益の方が重要。
・資産形成への最短距離は、収入を増やして純利益を確実に積み上げていくこと。
・もっとも早く確実に金持ちになる方法は自営業者(あるいは中小企業の経営者)になって、所得に対しての税金を払わないこと。
・マーコウィッツは、ひとつの株だけを持つよりも、複数の株を組み合わせた方が、同じリスクでより高いリターンが期待できることを数学的に証明した。
・もっとも効率的なポートフォリオとは市場全体に投資すること。
・経済学者の経済予測はまったく当たらない。
・ほぼすべてのケースにおいて、テクニカル分析に従って売買を繰り返すよりも、たんに株を買って保有するだけの長期投資の方が有利だということが証明されている。
・心理ゲームとしてのトレードは、ポーカーやブラックジャックなどのギャンブルと同じ。ラスベガスで名をはせたギャンブラーたちが、より効率のいいゲームとして、オプションや先物トレーダーに続々と転身していったことがそれを証明している。
・市場経済においては、確実に手に入れることのできる利益(超過リターン)は、目幅の利いた市場参加者によってすぐに発見され、消費されてしまう。これを裁定取引(アービトラージ)といい、その結果、すべての価格は誰も確実には得をしないところに落ち着く。これが、抗うことのできない市場の基本原理。
・生命保険の本質は「不幸な出来事が起きたときに当選金が支払われる宝くじ」
・保険とは、損をすることに意味のある商品。
・生命保険とは、扶養家族の多い低所得者向けの金融商品。
・売上高1000万円以下の免税事業者は国に消費税を納める必要がない。これがよくいわれる「益税」で、商品の販売に際して受け取った消費税(売上×消費税率)と、仕入れの際に発生した消費税(売上原価×消費税率)の差額が合法的に事業者の利益になる。
・日本の企業はほとんどが4月から3月を1期としているので、中小の法人もそれに合わせて3月決算にするところが多い。これはもちろん決算の集中で税務署のチェックが甘くなることを期待しているから。
・零細法人の場合、決算の目的は赤字にすること。それにはふたつの理由がある。
ひとつは、黒字にすると法人税を払わなくてはならないから。
もう一つは黒字にすると、それを見て税務署がやってきてしまうから。
・税務署は各法人の決算データをコンピュータに入力し、過去の調査から3年以上経過している会社を中心に、業種や規模、経費率を勘案しながら調査対象を選ぶとされている。これは要するに、「税金の取れそうなところしか調査しない」ということ。
・私たちの仕事は大きくクリエイター、スペシャリスト、マックジョブの3つに分けられる。
マックジョブは誰でも代替可能な仕事。
スペシャリストは専門家。
クリエイターは、その名のとおり、クリエイティブ(創造的)なビジネスに携わっているひとたち。
収入が拡張可能かどうかという意味では、スペシャリストは拡張不可。クリエイターは拡張可能。
感想♪
いやー、なかなかボリューミーな大作だった(´・ω・`)w(ページ数的な意味で)
だけど、さすがはベストセラー!(`・ω・´)シャキーン
主張に対する解説がしっかり記載されているので、ページ数も多くなるって感じなので、その辺はじぇんじぇん問題ない感じですね♪
著者は「黄金の羽」について、「制度の歪みから構造的に発生する"幸運"。手に入れた者に大きな利益をもたらす」と定義しており、それを合法的に拾おうと主張しています!
読んでみると、なるほど確かにこういう「ルール」をある程度知った上で、自分がその選択肢の中からどれを取捨選択して選んでいくのかっていうのと、知らずに少ない選択肢の中から選んでいくのとでは、長い目で見て経済的に有意な差が出てくる可能性が高そうだなぁってのは感じました☆彡
こういう話って、学校では習わないし、お金の話って近しい人ともしづらいしで、まとまった情報を得るのって意外と難しい気がしますが、本書はそのあたりの色んなことを具体的な数値や計算式や例示をまじえてわかりやすく教えてくれるので結構良書かなぁと思いました(´・∀・`)♪
個人的には下記らへんが知らなかったので良きでした!!!
・ 書店が定価販売を強制されていて、値下げで在庫を処分することができない等、出版社、取次、書店の出版流通の仕組み。
・「金持ち父さん貧乏父さん」に触れて、「日本では使えないノウハウが多すぎる」と分析してるのは、本書を読んだときに同じことを思ったので分かりみ!
・テクニカル分析をランダムウォーク的に「オカルト」と言い切っているのは面白い!
・裁判所の競売物件で不動産が買えるのは知らなかった。
・持ち家、賃貸論争の論理的な説明。
・マイクロ法人の設立の仕方。などなど。。。
本書は特にマイクロ法人設立による節税面の記述が厚く、経済的には非常に面白い部分でしたので、実際に事業をやっている人が見るとかなり参考になりそうだなーと思いました!
また、事業をやってない人が見た場合、その具体的なアドバイスにあまり現実味が湧かないと思いますが、頭の片隅に「ほえー、こういうことができるんだなぁ(´_ゝ`)すっごーい(小並感w)」位に引っ掛かりを作っておいて、会社を作ってからもっかいみて見ると分かりみが深いんじゃないなぁと思いました♪
ベストセラーって出版戦略的に内容は大したことないけど広告宣伝でベストセラーになっている微妙な本もあったりしますが、長いこと読まれているベストセラーには良書が多いイメージが体感的にあります !
という意味では、本書は結構良書だと思いましたので興味のある方は是非読んでみてくださいねぇ(´・∀・`) v
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お役立ちの書評をたーくさん書いていますので興味のある方は要ちぇきら☆(ゝω・)vキャピw
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でゎでゎ☆彡