おはこんばんちは!ゆるふわSEの「ゆるちょここ」です(*´ω`*)♪
皆さんは、普段なにげなーく「Google社」の検索エンジンを使って色んなことをググったり、「Apple社」のスマホであるIPhoneを使って無料のソシャゲをダウンロードして隙間時間に遊んだり、「Twitter社」のTwitterを使ってつぶやいたり、もはや空気を吸うかのごとく超大企業のITサービスを生活のインフラとして利用していると思います。
昔と比べて便利な時代になりましたよね✨wかくいう私もそーですw
ですが、そのサービスを利用する際に「利用料金」を払って利用している方ってきっとごく少数だと思います。
大多数の方は、無料で利用できる範囲内で提供されているサービスを利用していると思います。
と、ここまでの流れから私が何を言いたいかばれてるかもしれませんが、「なぜ?!利用者はほとんど無料でサービスを利用しているのにも関わらず上記のようなIT企業は莫大な利益を上げているのでしょうか?!」
「なんか、わるいことでもやってんじゃないのぉ?!(´・ω・`)」とか思っちゃう方もいると思います。
ですが、別にわるいことをやっているわけではなく、きちんとした社会の仕組みの上で「ある程度無料で提供していても利益が出る仕組み(ビジネスモデル)をうまく構築している」のが上記の企業達であったりします。
では、なぜ儲かっているのか気になってきませんか???w
この仕組みを知りながら社会生活を送るのと、知らずに社会生活を送るのではきっと大きな差が出てくることは間違いありません!
利益を生み出すロジックを把握してしまえば、それは別に特別な才能がある人じゃなくても同じような仕組みを作り出すことは不可能じゃないと思っています。
経済学的なちょっとだけ難しそーな経済用語もちらほら出てくる本書ですが、「いつかIT社長になって一発当ててやろぉ(`・ω・´)」とか、「企業の管理職以上の経営に関わってる方」とか、「普通になぜか理由を知りたい方」にとってはかなり有益な情報が記載されている本になると思いますので、ちょっとだけ中身をご紹介しますねー♪
本書を購入した理由
いつものごとく、本屋さんでIT関連本の技術書ではなくちょっとした読み物的なもので面白そぉなのないかなぁ♪(●´ω`●)と物色していたところ、本書のタイトルにまずそそられましたw
タイトルのキャッチコピーを考える人ってすごいですよねw
基本的には、本屋さんで陳列されている本って、「タイトルに興味を惹かれて手に取ってみる」という行動が購買の初動になるので、タイトルレベルで手に取ってもらえない書籍に関してはその時点で購入される可能性は限りなく低いわけですからね(´・ω・`)
どんなに内容が素晴らしい本でも、手に取ってもらえなければ売れる可能性は低いわけで、いかに消費者の目に留まるか、購買意欲をそそるキャッチーなタイトルをつけるか?!という広告が非常に大事になってくるのです!
そーすると、手に取ってもらうためにタイトルが誇張されて中身が伴っていない「タイトル詐欺」のような本が跋扈しちゃったり、内容は大したことないのに多大な広告宣伝費により電車の中刷り広告や、本屋で平積みになっていたりという残念な状況も垣間見えるのですが、本書は名実ともに「タイトルに偽りなし」の本だったので良書かと思いました(●´ω`●)✨
お仕事をする上で、「なぜ?!私たちに給料が支払われるか?」というと、それは「企業が売り上げを上げているから」で、「企業が売り上げを上げる仕組みというものを理解する」っていうのは結構重要なことだと思うのですよ(*´▽`*)♪
だけど、結構多くの社会人は管理職に近くなるまではあまり会社のお金の流れやその仕組みを理解している人は少ない気がしています。(役割に応じて分業されているといえば聞こえはいいですが・・・)
IT業界で言えば、顧客と直接接して契約折衝できるレベルになる前の「与えられた作業をメンバとして実施する」役割においては極論お金の流れを全く知らなくても給料日になれば自動的に給料が振り込まれますので、全く知らなくても社会人できちゃったりするんですよね・・・(´・ω・`)
でも、その給料が振り込まれる前段階で会社がどーやって売上を得ているか?というのって絶対知っておいても損しないと思うんですよね!
ということで、「金融リテラシーを高める」という意味でもおすすめです(●´ω`●)✨
一言紹介文☆彡
※あえて一言でこの本を紹介するならのコーナー✨
「IT企業が利益を上げている仕組みを知ることができる」本です♪
タイトルのまんまですねw
そのくらいタイトルに偽りなしということですw
本書の上場や、IPO、税制に関する部分などは実際に体験した方でないとなかなかイメージがつきにくいところもある気がしますが、そこを目指す方は知っておいて損はないと思いますので、一度のみならず自分の社会的ステージを変える段階段階で読み返してみると、本書の内容が血肉になり、経験を伴った知識として定着しそぉだな♪と思いました。
ベンチャーの立ち上げや個人事業主、フリーランスなどを検討している方には超おすすめな一冊になります!!!
概要☆彡
※amazonより抜粋
「1回クリックするだけで数千円儲かる?」
「売上の50%が営業利益?」
「無料ゲームなのに、広告をクリックすれば報酬までもらえる?」
「赤字を垂れ流し続けているのに、どうして倒産しないの?」
「え、あんなに稼いでるのに、税金払ってないの?」
パズドラ、LINE、リブセンス、Facebook、Amazon、Twitter、Google、アップル………はてはベンチャー/スタートアップまで、0円サービスや100円アイテムが100億円の利益を生み出すしくみとは?読めば業界の最新事情とあたらしいビジネスモデルの種が見えてくる!
※amazonのレビューも結構評価高いですね(*´▽`*)♪
目次にエッセンスが詰まっているので、今回は目次をご紹介しまぁす♪
ビジネスをやってる方は目次を見るだけで知的好奇心がくすぐられるかもしれませんw
※詳細は本書をご覧ください☆彡
第1章:なぜ無料でも利益が出るのか?
■1回クリックするだけで数千円も儲かるカラクリ~Google
■妙なところに入っている広告のスゴさ~Facebook、Twitter
■広告費を完全成果型にできるワケ~リブセンス
■人の紹介✖成果報酬で効率的に知ってもらう~Amazon
■広告をクリックしたら、報酬までもらえる!~パズドラ
■無料の投稿をお金に換える~クックパッド/食べログ/カカクコム/@コスメ/フォートラベル/pixiv
■質のいいコンテンツが勝手に集まるしくみとは~Neverまとめ
■たとえ赤字でも注目を集めることが大事~Youtube
第2章:上手にお金を払ってもらう仕組み
■なぜ、ソーシャルゲームにお金を払ってしまうのか?
■無料ユーザーをとにかく増やし、10%の人にお金を出してもらう~フリーミアム
■有料アイテム課金型~ハマるとどうしてもお金を出したくなる
■時間制限型~「とりあえず使ってみる」 というハードルを下げる
■機能制限型~本格的に使うにはお金が必要
■人数制限型~大人数で使うには課金が必要
■商用課金型~ビジネスをするにはお金が必要
■お金を支払うとこをおさえれば着実に儲けの源泉に
■「モバイル決済」「スマホ決済」がアツイ理由~スクエア、コイニー、ペイパルヒア、楽天スマートペイ
■どうして短い期間で入金できるのか
第3章:あのグローバルIT企業の利益率が圧倒的に高いワケ
■Facebook、LINE~使う人が増えれば増えるほど価値が高まる
■Google~人が集まり、データが集まるほど、お金になる
■Apple~iphoneの7割が利益になる秘密
■GREE、DeNA~「原価激安✖あなどれない価格✖莫大な数量」で利益を生むアイテム課金・デジタル財
■マイクロソフト~無限にコピーできて、世界中のパソコンに入るたびにお金が落ちる
第4章:意外と知らないIT以外が利益の源泉となっている企業
■ソニーの稼ぎ頭は「ものづくり」ではない
■楽天のネットショップの利益は全体の半分以下
■NTTグループは代金請求会社
■なぜ、金融なのか
■Amazonはものすごい規模の倉庫業
■Yahoo!の動きにも注目
第5章:儲からない会社・儲からなさそうなビジネスが生まれて大化けするまでを支える仕組み
■10年ちょっとで日本の有名企業の時価総額を抜いたIT企業達
■「小さく始めて、大きく育てる」がかつてなくやりやすい時代
■資金を手に入れる3つの方法
■ベンチャーキャプタルのビジネスモデルとは
■「資本政策」の大切さ
■IPOする5つのメリット
■IPOする4つのデメリット
■IPOたちふさがる高いハードル
■「会社を売却する」という選択肢
■M&Aにおける株価形成のしくみ
■売れなければ倒産?~さらなる悲惨な事態になることも
第6章:「税金を払わない」ことで儲けの流出を防ぐ
■稼いだ利益の40%近くがもっていかれてしまう
■「ダブル・アイリッシュ」「ダッチサンドイッチとは」
■Amazonは日本に法人税を払っていない!
■現金がたっぷりあるAppleが、なぜ社債を発行したのか
■国境を超えるデジタル財には税金がかからない?
■iphoneアプリは消費税はかかるけど、Androidアプリでは消費税がかからない?
感想☆彡
IT業界で何らかのサービスに関する何某を企画したり/その仕組みを考えたりしている方にとっては、薄々知っているけど具体的には知らなかった手法がてんこ盛りな一冊になっています。
もしくは、このような仕組みを知らない方にとっては目から鱗で、もしかしたら何か面白いアイデアを本書と後は行動力を組み合わせれば、何か新しいサービスを作って起業できちゃうかも?!という希望まで見えてきちゃう面白本かと思いました。
コンテンツを作成する場を提供している「プラットフォーマー」のビジネスモデルがてんこ盛りになっており、これからサービスの立ち上げ等起業を検討している方にとっては超参考になる一冊だと思います。経済学の勉強にもなりますし、他の業界でも使える手法/エッセンスが満載の一冊でした!
毎日、多くの社会人が汗水たらして一生懸命働いています!
その中には経営している方もいるでしょうし、その経営者の下で会社の目標を達成するためにサラリーマンとして働いている方もいるでしょうし、個人事業主やフリーランスという形で自分の技術一つで稼いでいる方もいるでしょうし、何か継続的に収入が入ってくる仕組みを構築し、毎日好きなことをして遊んで過ごしている方もいるでしょう。
上記のように色んな働き方の形がありますが、別の観点で見ると大きくは「仕組みを構築する人/会社」と、「構築された仕組みの中で働く人/会社」という2つに大別できると思っています。
別にどちらが良いということは、「職業に貴賤はない」と思っているので一概には言えませんが、本書に登場するような企業はほとんど「仕組みを構築したプラットフォーマー」であり、そのような企業の時価総額が高くなっているというのは連綿たる事実としてあるわけです。
例えば現在の携帯業界は、「iphone(=Apple)」と「Android(=Google)」のほぼ2社の寡占状態にあり、その上で動くアプリケーションを開発してもプラットフォーム利用料としてプラットフォーマーである上記会社にお金が落ちるという仕組みになっています。
また、それは「Youtube」も「Amazon」も「Facebook」もしかりなわけです。
※このあたりに日本企業が食い込めていないところが非常に残念なところではあります・・・(´・ω・`)
「ある特定の仕組みや枠組みの中で働く」というのは、ある意味「安心」感があり、「楽」な生き方だと思っています。その代わりいきなり億万長者になるというようなアメリカンドリームを夢見ることはできず、平均的な生活を送る方が多いと想定されます。それは「変化があまりない」ということと同義であり、「刺激が少ない」状況だと思います。
それとは逆に「ある特定の仕組みや枠組みを作ることを念頭に置いて働く」というのは、未来が予想しづらいために「不安定」であり「楽ではない」ということが想定されますが、一発サービスがヒットすれば莫大な成功を収めたり収益を上げることができるというアメリカンドリームを達成する可能性も0ではありません✨
そしてそのような生活は「変化があり」、色んな意味でとても「刺激的」なものになるでしょう。
多くの日本人は後者のよーに成功したいと頭の中では考えているが、リスクを恐れて実際には前者を好む傾向があると感じています。
リスクのある生き方より平和/普通が一番幸せ(*´▽`*)✨というのもある意味正解だし、本能的には正しい選択なのかもしれません。
どちらの生き方を選ぶのも個人の自由ですし、全てにおいて自己責任な完全なる資本主義社会に我々は生きているわけですが、一つ言えるのは前者のような「安定的な生き方を選びつつアメリカンドリームを達成することは厳しい」ということです。
相反する要素を両得するのは難しいのです(´・ω・`)
また、現在は非常に技術が発展してきており「人口知能/AI」においては、「画像認識技術」により人間の「目」の能力を会得し、「音声認識技術」により人間の「耳」の能力を会得し、「自然言語処理技術」により、人間の「言語」を理解するよーになってきています。
ですが、まだまだ人間の人間たる「思考」を完全に再現することはできていません。
上記より、コンピューターには代替できないその「思考」を存分に発揮できるっていうのは人間にしかなしえないとても創造的でクリエイティブな仕事だと思うのです!!!
と、何が言いたいのか若干ぶれてきましたがw
儲かっているIT企業/社会の仕組みを理解した上で、自身の思考をめぐらし、創造的な仕事ができるかも?!(●´ω`●)✨とちょっと考えてみることはとっても楽しい思考の遊びであり、それがビジネスにつながるとさらに超面白いと思うので、ちょっぴりだけそのよーな視点を持っても面白いかもですよぉ☆彡
というお話でーした(*´▽`*)♪
読み物としても実用書としても面白い内容の本でしたので、興味のある方にはお勧めです♪
でゎでゎ☆彡