おはこんばんちは!ゆるふわSEの「ゆるちょここ」です(*´ω`*)♪
皆さんは普段「小説」って読んだりしますか???
ちなみに私はじぇーんじぇん読んだことがありませんw
読んだ覚えがあるのは「ハリーポッター」くらいのものですw
あれはとっても面白かったけど、分厚すぎて毎日寝る前にベッドで寝落ちしながら読んでいたのはいー思い出ですw
とまぁ前置きはこれくらいにして、今回は「なれる!SE 2週間でわかる?SE入門 ※電撃文庫」という小説(ラノベっていうのかな?!)を読んで見ましたぁ♪
↓これ、読み終わった後にレビュー見てみましたが、むちゃんこ評価よくてビビりましたwww
それだけ良書ってことですね☆彡
今回は、図書館でぷらーっと「ITに関する読み物的な本」を借りて読みたいなぁ(いつも専門書とかばっか読んでるので、疲れてるときは軽く読み流せる読み物的な本が無性に読みたくなるのですw)と思い、本棚を眺めていたら「はにゃ?!(´・ω・`)これは、いつぞや読んでみたいなぁと思っていた本があるではないか!!!」
という感じで、むかーし読んでみたかったけど、読んでみたかったことを忘れていた本が本書なのであります(`・ω・´)w
図書館なのでタダだぁ☆彡わーい(*´▽`*)✨
って感じで気軽に読んでたんですが、まぁなかなかもって面白かったのでちょこーっとだけ備忘を兼ねてご紹介していくよ(*´▽`*)✨
概要♪
※Amazonさんより♪
平凡な社会人一年生、桜坂工兵は厳しい就職活動を経て、とあるシステム開発会社に就職した。
そんな彼の教育係についた室見立華は、どう見ても十代にしか見えないスーパーワーカホリック娘で!?多忙かつまったく優しくない彼女のもと、時に厳しく指導され、時に放置プレイされながら奮闘する工兵。
さらには、現場を無視して受注してくる社長のおかげで、いきなり実際の仕事を担当させられることになり―。
システムエンジニアの過酷な実態をコミカルに描くスラップスティック・ストーリー、登場。
ゆるふわSE的面白ポイント♪
・工数の話で、「人月」とか「人日」って用語はよく使うけど、本書で出てきた「人工(ニンク)」って言葉は全然使ったことがないから、勉強になった(*´ω`*)✨
あと、「エンバグ」って用語も初めて聞いた。今度使ってみよっとw
・事務やアシスタント業務を担当している「カモメさん」が可愛いw
・普段自分がしているIT業界のお仕事を、比喩表現や客観的表現の多い小説特有の文章表現で読めるのはすごく新鮮✨
・主人公のOJT担当になったネットワークエンジニアの「室見さん」のツンデレ具合もむちゃ可愛くてよい✨w(性格はちょっとアレですが・・・(´・ω・`))
・ネットワークエンジニアのお仕事は、私自身主人公同様ルータのリプレイスに伴うコンフィグの書き換え作業位は経験したことはあるが、がっつり本業としてはやったことがなかったので、どんなものか雰囲気が知れて勉強になった✨
・主人公がほぼ初めてルータのコンフィグ書き換えを丸投げされ、コンフィグを見たときの、さっぱりわかんなくて匙を投げそうになる感じが昔の自分と重なり共感できすぎてやばいw
・主人公がさまざまな不条理に見舞われながらも、「室見さんを見返してやりたい(`・ω・´)✨」という思いでなんとか食らいついてSEとして段々成長していく様は目頭が熱くなるw(´・ω・`)
・自分の作ったコンフィグがきちんと稼働確認(案件としてネットワークが構築)できたときの何物にも代えがたい快感にも似た感覚(成功した瞬間の気持ちよさや達成感✨)が共感できすぎて半端ないw
・顧客に不条理にぼこぼこに言われた後の、「ユーザ企業の情シス風情がエンジニアを値踏みとかちゃんちゃらおかしいわ。(`・ω・´)」って室見さんの発言がむちゃ笑えたw
感想♪
本書は主人公(桜坂工兵)が新卒で入社した会社が典型的なブラック企業(就活サイトはねつ造、新入社員は自分一人、社長は社員の消耗も気にせず案件を取ってくる、上司が死にそうな表情で倒れている、仕事量がむちゃくちゃ多い)であったが、OJT担当であるネットワークエンジニアの室見さんから様々なむちゃぶりを振られつつも、見返してやりたいという反骨精神で頑張り抜いて、いくつか案件をこなしていくうちに徐々にエンジニアとして成長し、しんどいながらも普段感じえない達成感や成功したときの快感を感じ、「あれ、SEもまんざらじゃないかも?!(´・ω・`)」って思っていくって感じのストーリーでしたw
初めてIT関連の小説を読みましたが、私の本職と同じとあってか読み物としては非常に面白いし、共感できるところも多く、あっという間に読み終わっちゃいました(●´ω`●)✨
SEの仕事っぷりについて、主人公の入社した会社は結構なブラック労働環境ですが、あながち間違っちゃいない感じでリアルに描写されているので、「これからSEを目指す学生さん」やネットワークエンジニアに焦点が当たっているので「現役のネットワークエンジニアさん」とかが読むととっても面白くてためになるんじゃないかぁと思いました☆彡
ただ、本書のタイトルは2週間でわかるSE入門となっており、2週間というのは本書の中で主人公が受けたOJT期間のお話ですが、このお話しを見て一般の方が「うおぉ!!!SEなりてー(●´ω`●)✨」って思うのかどうかというと、ちょっぴり「はてな?!」なのかなと思いました。
だって、物語の舞台は超絶ブラック企業ですからねw
確かに、SEというお仕事は責任も伴いますがとってもやりがいがあり、「何かを自分の手で作り上げるモノづくりの快感✨」や、「プロジェクトの始まりから終わりまで無事にカットオーバーさせたときの達成感✨」っていうのは間違いなくあって、私もそれが気持ちよくて「ゆるふわSE」をやってる部分もあるのですが、ひとつ勘違いしちゃいけないのは「そんなブラックな環境に耐えるのは美徳でもなんでもない」ってことです(´・ω・`)
「むちゃくちゃ労働時間が長い過酷な環境」であったり、「上司がパワハラまがい」であったり、「サービス残業、休日出勤ももちろんサービスで」等の環境でも技術職なので、なんだかんだモノを作り終えちゃったり、プロジェクトがクローズしたりしたら達成感が得られちゃったりするんですよね。
本作の主人公がまさしくそうなのですが、ブラックを耐えしのいで得るエンジニアとしての快楽っていうのは長期的に見るとちょっとどうなのかなぁと思うわけですよ(´・ω・`)
当たり前ですができればホワイトな環境で健康的に快楽を得た方がいーですよね✨
ということで、何がいーたいかというと、本書冒頭にある通り、
「システムエンジニアは最高の仕事だ(*´▽`*)✨」
でも、健康は大事ですよ☆彡
ということですw
結構面白いので、エンジニアの方はもちろん非エンジニアの方が読んでも面白いと思いますのでご興味のある方はものは試しに読んでみてはいかがでしょーか(●´ω`●)✨
でゎでゎ☆彡