おはこんばんちは!ゆるふわSEの「ちょここ」です。
今回は「ITエンジニアとして生き残るための対人力の高め方」という本を読んでみましたぁ♪
たまーに本屋さんにぷらーっと入ってIT系の本のタイトルと目次をぱらぱらと読んで、面白そうだったら衝動買いするのですが、この本がまさにそれでした。最近お仕事的に顧客の偉い人や、自社の偉い人、チームメンバや協力会社の人やベンダの人など多くの人と接する機会がとても増えてきたのでコミュニケーション力向上も兼ねて息抜き的読み物として購入しました。
ということで、備忘もかねてちょっとだけご紹介しまーす!
一言紹介文☆彡
※あえて一言でこの本を紹介するならのコーナー✨
「かなーり実業務の現場に即したシナリオに沿って描かれる、この行動はちょっとダメかも集!から色々学びましょう」という本ってとこかな!
概要☆彡
※amazonより抜粋
「察する力」――30年にわたる人材育成の実績を持つ著者は、「ITエンジニアのコミュニケーションがうまくいかないのは、『相手がどう感じるかを想像する力』と『相手の状況を観察する力』が不足しているためである」と説きます。
「お客様に無理難題を押し付けられて断れない」「上司がわかってくれない」「協力会社さんや部下・後輩にうまく伝えられない」と日頃から感じているITエンジニアは多いことでしょう。けれども、相手に問題があるように感じる場合でも、
実はITエンジニア側がもう少し「想像力」を豊かに相手と接し、接している最中は相手をよく「観察」することで、聴き方も話し方も交渉の仕方も変わってくるのです。
本書では、この「想像力」と「観察力」を合わせたものを「察する力」と表現し、現場でよく起こる30の“あるある"な事例を題材にしながら、ITエンジニアのコミュニケーションがなぜうまくいかないのか、どうすればうまくいくのかを、
具体的な「スキル」として解き明かしていきます。「察する力」を身に付けることで、あなたのコミュニケーションスキルは格段に向上し、仕事はうんと進めやすくなるでしょう。
印象に残ったセンテンス
社外編
・相手のことを思い込みでわかった気にならずきちんと話を聞く
・IT技術だけではなく、財務/会計、法律の知識、お客様の業務など、ビジネス全般の基礎知識やスキルも学んでおく
・お客様へ、わからないことは正直に尋ねる
・「話した=伝わった」と思わず、「伝わる」ためには、「集中しやすい環境」、「聞きやすい話し方」、「わかりやすい内容」の要素を取り入れる
・システムの操作説明会では、ユーザの背景を確認しユーザのしたいことから話を始めると、イメージがわきやすい
・交流時に質問する際にはできるだけオープン質問を使う
・交流時に相手からの質問に答え、同じ質問を相手に向けてみる
・相手の発言に不足している情報を、自分で勝手に補い解釈しないように注意する
・トラブル報告では、技術論に終始せず、ビジネス面やエンドユーザへの影響も意識した会話を心がける
・発注側/受注側、指示する側/指示される側といった関係は常に変化するので誰に対しても誠実に対応することが自分の仕事のしやすさにつながる
社内編
・上司や先輩と常日頃から会話し、話しやすい関係を築いておく
・「上司がわかってくれない」と思う前に、自分の行動に改善点がないか(上司が理解し判断するために必要な情報を提供できているか)を考える
・メンバの主体性を引き出すために、目的や全体像を伝える
・自分と他者は、異なるものの見方、考え方をするものだと心得る
・メールを送っただけで伝わるとは考えず口頭での会話を組み合わせるのがよい
感想☆彡
数年IT業界で働いていれば「あーこういう状況あるある(*´ω`*)」とか親近感がわくようなケースのお話しが数多くありとても面白く読めました。内容としてはこの状況でこのNG行動をとってしまったらこの先の仕事に支障がでちゃうものばかりなので自分がそれぞれの状況で正しい行動がとれるだろうかという観点で読むととってもスリリングで役にたつ本だと思います。
人はある程度自身の経験則で行動する側面があると思います。では経験したことのない状況に陥ったときどういう行動をとるのでしょう。そこで正しい行動をとるというのはなかなか難しいものがあるかと思います。この本の内容を頭の片隅に置いておくだけでも業務として初めての状況に直面した際に、本で疑似体験した正しい行動(正確には仕事に支障をきたさないNGではない行動)を起こせるのではないかぁと思いました。
ITのお仕事は結局は人ありきのお仕事です。極論、コミュニケーションがすごーく上手だったら意外と技術力はそこそこでも結構仕事ができる人になれると思います。
ということで、経験の浅いエンジニアにも熟練のエンジニアにもお勧めの一冊のご紹介でしたぁ(*´▽`*)
でゎでゎ☆彡