おはこんばんちは!
ゆるふわSEの「ゆるちょここ」です♪
今回はヒカキンさんや落合陽一さんも絶賛している「尾原 和啓さん」の若者のモチベーションマネージメントに関する名著「モチベーション革命」という本を読んでみましたぁ♪
私自身初めて拝読させていただく著者さんでしたので、新しい知見や考え方が多く得られ、かなりの良書でした☆彡
特に、本書の中で「乾けない世代」と定義されている30代以下の世代の、仕事に対する、団塊の世代以降の方たちとの、圧倒的なモチベーション(価値観)の違いの話の部分(そこが本書のメインテーマ)は物凄く参考になりました♪
というのも私自身、プロジェクトを遂行する際にチームメンバの若手社員ちゃん達と数多く接してきましたが、どのようなモチベーションをもって仕事に臨んでいるのか全くと言っていいほどわからない人や、むちゃくちゃやる気がないように見える人(これは団塊の世代的な価値観で見てるからかもですがw)と出会い、困惑した覚えがあるからです(´・ω・`)w
チーム全体として最大のパフォーマンスを発揮するためにはどーしたら良いか?!
というのが、どのプロジェクトでも最大の焦点なので「部下の育て方」について以前考察してみたり、、、
もーまったくもってやる気がないよぉに見える部下と遭遇した時は、そのタイプ別の対処法的な事を考えてみたりもしましたが、、、
本書を読んで、もしかして彼らは「乾けない世代の価値観」なので、私は「団塊の世代の価値観」で判断してしまっていたのかもなぁと、ちょっと考えさせられました☆彡
「プロジェクト等が完遂した時の達成感も嬉しくないし、別に嬉しくないのでその達成感のために頑張りたくない(´・ω・`)」
「昇給や昇格のためにむちゃくちゃ頑張りたくないし、そもそも稼ぐことを重視していないので現状維持でいいや(´・ω・`)」
的な考えを持つ「乾けない世代」は、私の目から見ても異様(ハングリー精神やどん欲さや向上心がない)に映りました(もちろん世代で一括りにはできず、そういう人もいるって感じなので誤解しないでくださいね。超ハングリー精神の塊みたいな人ももちろんいますよw)が、そーいった「重視するところの違う価値観を多く持つ乾けない世代」は、「何もなかった時代」から「何でもある時代」に移り変わった時代が作り出しているものというのは、すごく示唆に富む考えでモチベーションマネージメントをする上で重要な観点だなぁと思いました☆彡
ということで、 本書は「30代以下の世代のマネージメントをする管理職」の方や、「上長の仕事への熱意に全然共感できない30代以下の世代の方」の必読書になるかなぁと思います!
かなーり為になったので、その感想をば語っていーくよ♪
一言紹介文♪
※あえて一言でこの本を紹介するならのコーナー♪
本書は未だに誰も言語化できていない「モチベーション革命」の全貌を把握するために生まれた本になります!
これを読めば、40代以降のバリバリお仕事をしてきた方は「乾けない世代の仕事へ求める価値観」が分かるし、なんとなく40代以降の上長の熱意についていけない乾けない世代の方も「その理由」が分かっちゃったりする本です☆彡
読了後、あなたにとって本当に「モチベーション革命」が起きちゃうかもしれませんよw
こーいった可視化しづらい情報を見事に言語化してくれてる本は超良書ですね!!!
概要♪
※amazon様より抜粋
なぜ、あなたは稼ぐために頑張れないのか?
あなたは「上の世代」と違い、生まれたころから何もかもが揃っていたので、金や物や地位などのために頑張ることができません。
埋めるべき空白が、そもそもない「乾けない世代」なのです。
しかし、仕事がなくなっていく時代には、この「乾けない世代」こそが希望になります。
印象に残ったセンテンスと感想♪
前編に記載させていただく収穫は下記の7つですっ(/・ω・)/☆彡
※為になるセンテンスが多かったので、今回は書評初の全2回構成(前編、後編)にしましたw
それぞれのセンテンスに対して私が感じた感想も一緒に記載していくよ♪
私にとって印象に残ったセンテンスなので、詳細やその他のノウハウを知りたい方は本書を手に取って読んでみてくださいね☆彡
①
団塊世代より10年以上も上の彼らは、戦後の何もなかったころに、欲望とともに成功に向かって駆け抜けました。
お金を稼ぎたい、広い家を建てたい、いいクルマを買いたい、きれいな女性を抱きたい。欲望への飢餓感と上昇志向と共に成り上がっていきました。
ないものを、いかに埋めるか。それが最大のモチベーションだったのです。
しかし、時代は大きくうつり、今の30代以下は団塊世代以上とは全く異なる価値観を持っています。
生まれたころからすでに何もかもが揃っていたので、 物や地位などを欲して頑張ることはない。
埋めるべき空白が、そもそもないのです。
そう、あなたには生まれたときから「ないもの」がない。だから何かが欲しいと「乾けない」。
だから、あなたの世代のことを「乾けない世代」と呼ぶことができます。
これが、本書の一番主張したい論旨である「乾けない世代」と「団塊の世代」のモチベーション格差が発生した理由ですね☆彡
なるほど。分かりみが深い気がします♪
メンバと話していても「出世等の上昇志向がない」人もいれば、「目指すエンジニア像」や「今後やりたいこと」すら出てこない人は意外と多かったりします(´・ω・`)
まぁ全員が全員目をギラギラさせて、向上心を見せる必要はないかもですが、何年もずーっとそういう人達を見てると、自分のことなのに、一体何を考えてるのだろー(´・ω・`)?!
と、不思議に思ったものですw
でも、これも「乾けない」というのが理由の一つで「達成感」や「自分自身の知識/技術の向上」、「昇給昇格」等というものとは別の観点を重視してるのかもなぁと思うと、なんとなく合点がいかないこともないなぁって感じです(´・ω・`)w
ただ、別の観点を重視するにしても、上長が評価するであろう観点を押さえてきちんと行動として見せていかないと、損しちゃうと思うからそこんとこはもったいないなぁと思ったりします(´・ω・`)
②
人間の欲望というのは、「達成・快楽・意味合い・良好な人間関係・没頭」の5つからなります。
団塊世代以前は前の2つ、「達成」「快楽」を強く欲しました。
しかし「乾けない世代」は、うしろの3つ、「意味合い」「良好な人間関係」「没頭」を重視します。
なるほど。分かりみが深いですなぁ(´・ω・`)w
この重視する欲望の違いをきちんと把握したうえで、モチベーションマネジメントをしていく必要があるわけですなぁ(´_ゝ`)・・・(大変だw)
③
「乾いている世代」である上の世代のモチベーションは「国」や「社会」を動かし、支えていくという「大きな枠」で作り上げられてきました。
一方、「乾けない世代」のモチベーションは「家庭」「友人」「自分」という、「小さくて身近な枠」で作り上げられています。
なぜなら、上の世代がある程度社会を作り上げてしまったので、「乾けない世代」は「すでに作り上げられた社会」の上に立たされているからです。「大きな枠」はもはや変えようがないから、「小さくて身近な枠」を大切に生きていく。
まさに言い得て妙ですね(´・ω・`)w
今の「乾けない世代」の人は、ある程度出来上がった社会の上に立っているから、こーならざるを得ないんでしょーなー(´_ゝ`)
④
今は、世の中に足りていないものを見つけるのが困難なほど、すでにあらゆる課題解決がなされており、より新しい切り口や、物の味方を変えることが必要とされています。よってITビジネスにおいてもLINEのスタンプやInstagramのように、「みんな、こういうのってかっこいいよね、好きだよね!」という「インサイト」に基づいたユーザー目線のサービスを発信することが大事になってきたのです。
そうなんですよね!
今や、世の中に足りていないものを満たすための課題解決型の新しいビジネスというのはちょっとやそっとじゃー見つからない。。。
なので、複数分野のマッシュアップであったり、観点を変えたりといったひと工夫が必要になってくる感じですね☆彡
「インサイトに基づいたユーザー目線のサービス」
ここのところは常に意識したいところです♪
⑤
仕事と休みの境目がないと苦しいと感じる人は、そもそも、自分の幸せと、仕事が合っていないのかもしれません。なぜなら、仕事が楽しくて公私混同になっている人は"仕事している"という意識ではなく、"好きなことをしている"という感覚で日々を過ごしているからです。
「仕事は辛いものだから、少しでも多く休んで私生活を充実させたい」と感じる人は、そもそも"ライフ(=余暇)"と"ワーク(=仕事)"が切り離されているのです。そして、今の日本のビジネスパーソンには、こういった人が非常に多いのが現状です。
しかし、「インサイト」が最重視され、仕事と遊びの境目があやふやとなった今では、なるべく仕事は「公私混同」で取り組んだ方が効果的です。
遊ぶように仕事をする。
仕事を仕事と思うこともあまりなく、仕事の勉強を勉強とも思ったことがない。
そー言えば、以前そのような人に出会ったことがあり、、、
それって、いわゆる「天職」ってやつなんじゃね?!
って思ったことを思い出しましたw
これはある意味理想的な働き方だなぁと私も思っており、「毎日残業辛いなぁ(´・ω・`)」などと思っている時点で、天職の可能性は低いんじゃないかなぁと。
ドラクエやFF等の自分の好きなゲームをしている時を思い出してほしいのですが、いくら親に「ゲームは1日1時間」とか「宿題が終わってから」とか言われても、損得感情抜きにやりまくりましたよねw
「好きだから自発的にいくらでもやれる状態」
これが理想的な状態なんじゃないかなぁと☆彡
ちなみに、筆者はこの公私混同のことを、「ワークライフバランス」ではなく「ライフワークバランス」と呼んでいます!
これは、落合陽一さんの提唱する「ワークアズライフ」と同じ考えですね♪
仕事と生活を切り分けない。
そういう時代が到来してきているのかもしれません☆彡
⑥
ライフワークとは、たとえお金にはならなくてもついつい取り組んでしまうような、好きで好きでたまらない"生きがい"です。もしあなたが今、とても疲れているのなら「そんなものはない」とすぐにこの本を閉じたくなるかもしれません。しかし、どんな人にも、「このために生きているな」と思えるほど、好きな物が存在するのです。そしてそれを実感できるときが、あなたが元気になるときです。
なるほど。
天職は生きがいともなるってことですな☆彡
⑦
仕事をするうえで最もハッピーなことは、「自分にとっては好きで楽にできることと、相手にはできないこととが噛みあうこと」です。「こんなに楽で楽しくできることで、相手にお金をもらって、感謝をされるなんて!」と思えることです。仕事をしていて、これほど幸せな瞬間があるでしょうか?
人に感謝をされる仕事というのは、満足度が高い傾向にあるといえます。
ワークアズライフ的に本当に好きな事(天職)を公私混同しながら、昼夜を問わず熱中し、それにより感謝もしてもらえるなら、まさに生きがいとなりえるかもしれませんなぁ(/・ω・)/☆彡
終わりに♪
いやー、マジ良書ですなw
↓後編に続きます♪
その他書評♪
色んな本の書評を書いてるので興味のある方は要ちぇきら☆(ゝω・)vキャピ
でゎでゎ☆彡