ゆるふわSEの日常♪

IT業界でゆるふわSEになりたい人あーつまれ(*´▽`*)♪

その仕事、全部やめてみよう 1%の本質をつかむ「シンプルな考え方」を読んだ感想を語っていく♪

おはこんばんちは!

ゆるふわSEの「ゆるちょここ」です♪

今回は、株式会社クレディセゾン常務執行役員CTO「小野和俊さん」という方の著書「その仕事、全部やめてみよう 1%の本質をつかむ「シンプルな考え方」」という本がためになるよぉと、おすすめしてもらったのでそちらを読んでみましたぁ♪

2020年7月に初版が出てる新刊なので、以前物理的な本自体はほぼほぼ断捨離したのですが、新刊は図書館でもあんまり借りれそーにないので、速攻Amazonでぽちり(/・ω・)/☆彡

とした次第になりますw

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著者は現在「クレディセゾン」というクレジットカード会社のCTOに就いているよーですが、その経歴は結構面白く、大学卒業後サン・マイクロシステムズ株式会社に入社。その後エンジェル投資家の出資により24歳という若さで株式会社アプレッソの代表取締役に就任しデータ連携ソフト「DataSpider」の開発に従事。

その後ファイル連携ソフト「HULFT」で有名なセゾン情報システムズのCTOを経ていたりもするよぉです☆彡

私自身、「DataSpider」ってそこそこ聞いたことあるし、「HULFT」は実際にお仕事で触ったりしたこともあるので、そういう経歴の技術者兼経営者さんの考えている方法論や知見が得られたのは中々ためになりました♪

著者は生粋のプログラマーさんみたいなので、現役の開発者さんや、何かソフトを作って事業を起こしたいと思っている方にとっては、彼のプログラマーとしてのものの考え方や経験を通した知見が参考になると思います!

また、ベンチャーや大企業でのお仕事の進め方や、マネージャにとってのチームビルディングやマネージメントに関する知見、経営者としての組織論などのお話も出てくるので、そういったことに興味のある方は必見なんだからね(/・ω・)/☆彡(謎ツンデレw)

ということで、早速その感想をば語っていーくよ♪

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本書の構成♪

※amazon様より抜粋

目次だけでも中々おもしろそーですよねw

はじめに ITベンチャーと老舗金融企業で学んだこと

第1章 「谷」を埋めるな、「山」を作れ!
――市場で勝つ
・王者マイクロソフトへの挑戦――「1%の本質」をつかむ
・業務命令でビットコインを配布した日
・「山」を作るプレゼン、3つのコツ

第2章 「ハンマーと釘」の世界の落とし穴
――正しく実行する
・「よいアイデア」と「ダメなアイデア」の違い
・PDCAではなく、DCAPで動くべき3つの領域
・稟議書の呪縛から逃れる「2つのタイミング」

第3章 「ラストマン戦略」で頭角をあらわせ
――自分を磨く
・「遊び人」が賢者になる日
・「臆病者」の私が24歳で起業した理由
・戦略的に「見せ場」を作る

第4章 「To Stopリスト」をいますぐ作る
――生産性を上げる
・人は「見られる」と生産性が上がる
・「選択肢は2つある。ビールを飲むか、ワインを飲むかだ」
・「一番近く」と「一番遠く」だけを見る

第5章 職場は「猛獣園」である
――チームで戦う
・人を傷つけずに、問題点を指摘する――「ひよコード」
・「俺がやったほうが早い病」の治し方
・「いい人が採用できない」に効く2つのアプローチ

 

印象に残ったセンテンスと感想♪

今回の収穫は全部で10個(厳選)ですっ(/・ω・)/☆彡

それぞれのセンテンスに対して私が感じた感想もちょっぴりだけ一緒に記載していくよ♪

私にとって印象に残ったセンテンスなので、詳細やその他のノウハウを知りたい方は本書を手に取って読んでみてくださいね☆彡

仕事をしていく上で大切なのは、よいものを作り上げて世の中に届け、企業を成長させること。そして、みなが生き生きと仕事をして高く評価され、幸福だと感じることだ。

うん、まさしく理想形だと思います♪

 

② 

「欠点が何一つない」製品など存在しない。

競合と比較すれば、自社製品の欠点は必ず浮かび上がってくる。

欠点や弱点、不足している点。私はこれらを「谷」と呼んでいる。

「谷」は強烈な引力を持ち、少しでも気を抜くと、人は欠点を補うことばかり考えてしまう。

しかし考えるべきは「山」-自社製品の長所であり、ユニークな価値のほうだ。

この「山と谷」という観点は面白い!!!

今や、唯一無二その製品しか実現できないことなんてほぼなく、大体どんな製品でも競合がいたりして、それらの特色は千差万別。

どの競合製品に対してもすべての機能において勝っているように作るなんてナンセンスだし、それは当初のコアコンピタンスを失っており、そんな迷走した谷を埋めまくる製品の開発計画を立てたりしたら、もーやばいことになるでしょー(´・ω・`)w

山を伸ばすのも大事、でも谷を埋めるのもまぁ大事。

市場の中でどーいったポジションに位置どりしたいのかという目標が重要で、機能追加する際にはその目的と「山の機能」なのか「谷の機能」なのかというところは意識しておくのがいーかもなぁって思います☆彡

  

「山」を作る3つのコツ

①まだ誰もやっていない

②他業種や他国の成功例のエッセンスをとり入れる

③ギャップに目をつける

製品だけじゃなくて、他の仕事にも「山、谷」の概念が使えるよん♪という説明と共に、紹介されたこの3つのコツ。

色々なところで使えるものの考え方なので参考になりますなぁ(´_ゝ`)w

 

想像力を発揮し、新規事業やプロジェクトを成功させるのに最も重要なのは、知識や方法論で武装することではない。チームメンバーが自分の頭で考え、同じ方向を向いて進んでいくことだ。

チームでお仕事する際はこーいった大きな方向性を一致させるのが重要になりますね☆彡

 

よいアイデアとは、誰かの役に立つものだ。裏返して言うと、喜ぶ人の顔が見えてこないアイデアは、すべてダメだ。

なるほじょ(´_ゝ`)w

 

DCPAは、「未知の領域」と「変化していく領域」で強みを発揮する。

まず実行することで、机上の知識ではなく経験として、未知のものや変わりゆくものの「手触り」がわかる。未経験のものに対しては、知識ではなく、経験を通して学ぶほうが圧倒的に多くの情報が得られる。

※実行(Do)→チェック(Check)→改善(Action)→計画(Plan)

まずやってみれ!!!

ってやつですなw

ただし、お仕事の性質によりDoから始めない方がいいものあるので注意ね!

 

DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、「人々の生活や仕事をよりよいものに変えるデジタル技術の浸透」のことだ。

DXには明確な失敗パターンがある。それは、「使う人の驚きと喜びを考えないで作ったものはほぼ失敗する」というシンプルなものだ。

使う人が顧客の場合はCS(Customer Experience 顧客体験)、使う人が社員の場合にはEX(Employee Experience 従業員体験)を徹底的に考えなければ、DXは成功しない。つまり「使う人がどんなふうにワクワクするのかを全力で考えているか」が肝なのだ。

DX、DXと、IT業界ではバズワードのよぉに流行っている言葉ですが、この考え方は分かりやすいですね♪

利用者側の体験をちゃんと考えてつくろーねという、当たり前のよーだけど意外と忘れがちだったりするので、きちんと念頭においておくよぉにしましょーね(´・ω・`)w

 

「ラストマン戦略」とは、グループ内で自分が一番になれそうな領域を決め、「あの人がわからないなら、誰に聞いてもわからないよね」という、いわば最後の砦とも言うべきスペシャリストを目指す成長戦略だ。

面白い!!!

その集団内でのコア技術だけではなく、使えそぉなところなら細分化した細かい領域でのラストマンもOKとしてるのが面白いとこ!

多分、向上心のある優秀な人はこーいったことを割と無意識的にやってるんじゃないかなぁって気がします☆彡

どんな小さな部分でも、これだけは負けないという突き抜けた領域があるエンジニアはその成功体験の積み重ねによる経験という実績もあり、それによる自信も付き、いー好循環が作れるんじゃないかなぁと思ったりします♪

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「「一番近く」と「一番遠く」だけを見る」

「一番近く」だけを見ていると、「自分はなぜこの場所で、この仕事をしているか」を考えることなしに、直近でやるべき仕事を機械的にこなしていくことになりがちだ。

「一番遠く」だけを見ていると、夢やアイデアは語り尽くされるものの、熱気と情熱だけが残って、現実的には何も得られずに終わってしまうことが多い。

そして、同じアイデアと実行力を持った人たちに、次第に追い抜かれて行ってしまう。

どちらか片方だけではダメで、両方を見続ける必要があるのだ。

ぐぅいい事いーますなぁ(´・ω・`)w

あの日の夜はあんなに夢を語っていたのに、直近の仕事の忙しさに忙殺され、先のことなんてじぇんじぇん考えることもできずに、ただただ年齢を重ねていくSEさんは世の中たーくさんいるよぉな気がしますなぁ(´_ゝ`)(遠い目w) 

遠くの目標と近くの目標。

どちらも見据えて行動するのが大事っちゅーことですな☆彡

 

一番やめるべき仕事は、没頭できない仕事だ。没頭せずに何かにとり組むことは、普通以下の成果しか出せない非効率な仕事の仕方だ。 

没頭。夢中。無我の境地。フロー状態。

うん、大事よね☆(ゝω・)vキャピ

素敵w

 

終わりに♪

いやー、色々とためになりまんた!!!

長くなっちゃうので、10個しか紹介できませんでしたが、その他にも下記事項のお話とかはとっても面白くて良い知見を得ることができました☆彡

・ハンマーと釘の話

・Twitterがライフログの概念を作った

・スパン・オブ・コントロール

・エンジニア風林火山

・短所は見ずに長所を見る

などなど・・・

本書は、色々と著者の経験を活かした知見が惜しげもなくご紹介されていますので、自身にとって一つでも役に立つものが得られたらもーけものですね♪

詳細が気になった方は是非手に取って読んでみてくださーい☆彡

 

その他書評♪

色んな本の書評を書いてるので興味のある方は要ちぇきら☆(ゝω・)vキャピ

www.yurufuwase.com

 

でゎでゎ☆彡