ゆるふわSEの日常♪

IT業界でゆるふわSEになりたい人あーつまれ(*´▽`*)♪

RPAによる業務自動化を実施する上での注意点をまとめてみたんだ♪

おはこんばんちは!!!

ゆるふわSEの「ゆるちょここ」です♪

 

今回は、RPAツールを用いて「業務自動化」を実施する際の注意事項をいくつかご紹介します♪

以前、実際に実業務でRPAツールを利用した際のノウハウなので、「RPA技術者」の方は参考にしてくれちゃってもいーんだからね☆彡

世間一般で代表的なRPAツールとしては下記のよぉなものがあるようですが、大枠の考え方はおそらくどのツールを扱う際もそんなに変わんないんじゃないかなぁと思います!

<代表的なRPAツール>

・UiPath

・WinActor

・Blue Plism

・Automation Anywhere

boxil.jp

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RPAによる業務自動化における注意点♪

①最適な自動化対象を見極めよ♪

ただ単に自動化できれば良いというわけではなく、もちろん費用対効果が高い業務を優先的に自動化していく必要があるので、最適な自動化対象を見極める必要があります。

人間が今までしていた作業が何%自動化され、開発にかかるイニシャルコストやランニングコストを鑑み、最終的にどの程度の「コスト削減効果」があるのかというのが一番のポイントですね!

 

②最適な自動化方法を見極めよ♪

どんな開発プロジェクトにおいても、「お客様の要望をヒアリングして、それを元に見積⇒提案⇒受注⇒プロジェクト開始」のよぉなプロセスをたどるため、要望のヒアリング内容から最適な自動化方法を見極める必要があります!

お客様は、ただ単に流行りに乗って「RPAで自動化したい」と依頼してる可能性もありますし、業務自動化と一口で言っても、全ての業務の処理をRPAツールのみで自動化するのはむちゃくちゃ効率が悪かったりする場合もあります(´・ω・`)

例えば、ExcelVBAやVBSやバッチ等のプログラムで実は簡単に自動化できちゃう処理を、わざわざRPAツールを使って自動化する必要はない(最適な自動化方法を組み合わせるのが良い)のです☆彡

なので、顧客の「AS-IS、TO-BE(現状と理想の姿)」を確認し、下記のような箇所を洗い出して、実現可能性を調査、最善の自動化方法を見極め、見積もりに落とし込み、提案していく必要があります。

・自動化できるところ、自動化できずにどうしても手動作業となってしまうところ

・自動化できるところの自動化方法(RPAツール、VBA等のプログラム等)

 

③開発手法はアジャイル型がおすすめ♪

何かシステムを開発していくときの開発手法は、「ウォータフォール型」、「アジャイル型」等があったりしますが、RPAツールはその特性上、ある程度試してみないとできるかどうかわからなかったりする等、「意図しないリスク」が発生する可能性が高いのと、顧客としてもRPAでの成果物がどのようになるかをイメージすることが難しい場合が多いので、開発工程の上流から下流まで後戻りのできない「ウォータフォール型」は残念ながら向いていません(´・ω・`)

自動化したい骨格となる処理を中心に、少しずつ要件を元に作成しながら、定期的に顧客にプロトタイプを見せ、それを元にフィードバックを受け、それを反映させて完成形へと近づけていく「アジャイル型」の開発手法が、顧客、エンジニア共に手戻りが少なくて良い手法だと思うのでおすすめです☆彡

デメリットは、見積の難易度が上がる、顧客の要件が膨らむ可能性がある等、一般的なアジャイル開発と同じ感じなんで許容範囲内かなぁと思います♪

 

④RPAツールの扱いはユーザには割と難しい。。。

RPAツールは割と、「エンドユーザでも簡単に処理が作成できまっせ♪」 的な謳い文句のものが多い印象がありますが、実際にある程度の業務を自動化しようとすると、開発経験のない方自身で処理を作成することは結構難易度が高いことが分かります(´・ω・`)

開発経験があれば、プログラムは基本的に「順次、選択、繰り返し」の要素でできているし、変数がどうとか、エラー処理がどうとかいうプログラミング的思考が身についているので、RPAツールでの処理作成の際も、割とすんなり「あー、あのプログラムでいうこの処理ねぇ」みたいな感じで理解しやすいのですが、そのあたりの経験が無いとなーなかなに難しく、結局は使えないツールという感じでベンダに丸投げになっちゃうかもなので注意が必要です(´・ω・`)

RPAツールを用いて業務自動化をベンダに発注する際は、作成した処理の利用方法はもちろん、その後のメンテナンス方法や手順、社内説明会なども内容に含めて発注するのが良いと思いますし、保守をベンダに頼まないのであれば、自社内である程度メンテナンスや、自動化処理の作成ができるよぉに社内に専任の技術者を育てておくのをおすすめします☆彡

 

⑤RPAツール独特の仕様に気を付けよう♪

RPAツールは、通常のプログラムと違い、主に「人間のするパソコンの操作を自動化」して、「人間が今まで行っていたことをRPAにより代替する」ものになります☆彡

その代替する技術としては、人間の「キーボードやマウス操作の自動化」であったり、画面にこのロゴが表示されていたらXXをする等の「画像認識」を起点とした処理であったり、画面の左上を起点としての右下側にこれだけの位置でクリックする等の「座標指定」等、ちょっと独特の処理があったりするので、そういった所の仕様に気を付ける必要があります!

例えば、座標指定で特定の場所をクリックするとした場合、動かす処理のPCのモニタを新しくして大きさが変わってしまった場合、正しく動かない可能性が高かったりします(´・ω・`)

また、特定のソフトウェアを画像認識で動かす処理を作っていた場合、そのソフトウェアの自動バージョンアップにより、画像認識対象が変わってしまった場合も、正しく処理が動かなかったりします。。。

あと、PCがロック画面になると自動化処理が正しく動かなくなるなどの制限とかもあったりしていて、ポリシー上自動でロックがかかるよぉな設定になっている場合などは、そのポリシーを変更してもらう等が必要になったりもします。

なので、技術者はこういったRPAツール独特の制限や仕様を把握した上で、極力メンテナンスが不要となる形の処理実装方法を検討したり、顧客へ説明したりする必要があるわけですね☆彡

 

ざっくりこんな感じかな(´・∀・`)

1ミリでも参考になる方がいれば幸いです♪

 

参考書籍

RPA関連本の書評になります!

導入のポイントや導入事例など記載されているのでかなーり参考になります☆彡

www.yurufuwase.com

 

参考:SEとしてのノウハウ集♪

SEとしての生き抜く知恵を、実体験を踏まえながら赤裸々に記述しているので興味のある方はご覧あれ♪

www.yurufuwase.com

 

でゎでゎ☆彡