おはこんばんちは!ゆるふわSEの「ゆるちょここ」です(*´ω`*)♪
以前、IT系の読み物が読みたくなってふらっと「なれる!SE 2週間でわかる?SE入門」という小説(ラノベ)を読んでみて、
それがあまりに面白かったので、いつの間にか気が付けば続編の2作目を読み終わり、
きちんと2作目も面白すぎたので、もちろん3作目も読み終わり、
そんなこんなで4作目もさくっと読み終わり、
流れに乗って5作目もあっさり読み終わり、
あっちゅーまに6~15作目も読み終わり、
www.yurufuwase.com気付けば最終巻である16作目をあっという間に読み終わっちゃいましたぁ✨(てへぺろ)
いやー、このシリーズ面白すぎて読み進める手がとまらんですw
最近のブログ投稿がほとんどこのシリーズのレビューで埋め尽くされてるのも本シリーズが面白すぎて「エンジニア魂」をくすぐりまくってくれちゃうせいなんだかんね(`・ω・´)w
ということで、今回は副題が「2年目でわかる?SE入門」となっていおり、第1作目では「2週間でわかる?SE入門」ってなってたので、2週間と2年目をかけてるんでしょーねぇw
内容としては前巻の続きで、ある案件の提案を2つの別ルートから主人公の会社に依頼が来たために、「立華ちゃん、藤崎さんチーム」vs「主人公、アルマダの縁ちゃん、JT&Wの梅林さんチーム」という構図で自らの知識と経験と会社の力を存分に生かし、己の威信をかけて負けられない戦いの提案をしていくっていうのと、会社上場に備えた主人公の総務への異動話でエンジニアを辞めるか否かー!!!的な超むっちゃんこお熱いお話でした☆彡
ということで、今回もとーっても面白かったのでいつもの如く備忘をかねてちょっぴりだけご紹介していーくよ☆彡
↓今回も読み終わった後にレビュー見てみましたが、相変わらずの高評価すぎてビビりましたwww
概要♪
※Amazonさんより♪
萌えるSE残酷物語、ついに本編完結!
工兵、次郎丸、梅林 VS 立華、藤崎の対決となった総合商社二社のインフラ統合案件は、暗躍するスピリッティアの貝塚の介入もあり、業界全体を巻き込む事態に。
国内の主要なIT企業を押さえられ、案件を進める術を失った工兵が目を向けたのは……まさかの海外大手!?
一方、工兵の総務部への異動話もまったなしの状況に。
スルガシステムの未来と、立華のいるSE部を守ること、そして自身のエンジニアとしてのキャリアに悩む工兵の選ぶ道とは──。
萌えるSE残酷物語、感動のシリーズ本編完結編!
ゆるふわSE的面白ポイント♪
・橋本課長の言葉がとーってもリアルで為になるぅw(●´ω`●)
橋本課長:攻めのITはビジネスモデル変革やサービス革新に使われるもの、たとえばビッグ・データやIoTのことです。
これらはかつての組織・テクノロジーでは難しかったことを実現します。
たとえばGPS付き携帯の動きから渋滞情報をアップデートする。
たとえば数億人の検索履歴からトレンドを見極めるなど。
反対に守りのITは既存の業務を効率化するためのものです。
手で行っていた帳票処理を自動化する、電話でやっていたサポートをウェブ化する。
形態こそ様々ですが要はコスト削減です。
⇒なるほどー。勉強になります☆彡
・立華ちゃんの言葉がとーってもリアルで為になるぅw(●´ω`●)
立華ちゃん:提案を磨いて磨いて磨き続けて、どれだけ探しても改善点がない、やるべきことが見つからない、そこまで行ってなお道半ばというのがエンジニアリングです。
⇒さすがプロのエンジニアな立華ちゃんですね☆彡
でも、実際には本作のどこかで出てきた通り基本的に物事はトレードオフの関係なので、時間をかければより優れた提案を作り出せるのは当たり前であり、でも提案は取れないと1円も売り上げを計上できないので、どこまで工数をかけて完璧を目指すかってところは結構微妙なところだったりします(´・ω・`)w
・立華ちゃんの言葉がとーっても切なくて涙(´・ω・`)ぶわぁ
立華ちゃん:桜坂。もうあんたにトレーナーはいない。
これからはあんたが周りの人間を引っ張っていくの。
新人や他部署、関連会社のメンバーを、たばねて磨いて戦力にしていく。
どんな結果が出ても自分次第。
責任も成果も全てあんたのもの。
⇒ずーっとOJTしてくれた立華ちゃんチームを提案で打ち負かし、名実ともに先輩を越えてしまった主人公へこんな言葉をかけちゃう立華ちゃん優しすぐる(´・ω・`)
この2人みたいな関係性がお仕事で築けたらそれはそれはとってもいーことだと思います☆彡
・藤崎さんの言葉がとーってもリアルで為になるぅw(●´ω`●)
藤崎さん:僕たちは会社に雇われている。
業務上正当な理由があり、法律上の問題もない限り、異動命令は有効だよ。
現場の判断で覆すことはできない。
⇒雇われの身である会社員に選択の余地はなかったりするんですよねぇ(´・ω・`)
・カモメさんの言葉がとーってもリアルで為になるぅw(●´ω`●)
カモメさん: 人間なんてどうせ、放っておいても色んなものに縛られてるんだもの。
お金や身体、物理法則、時間、他にも色々。
だったらせめて自分の心位自由にしてあげてもいいんじゃない?
やりたいことをやって進みたい方向に進む。
無理だとか無駄だとか考えない。
今の自分の感性を全肯定してあげる。
他の誰が否定しても、あたしならきっとできると認めてあげる。
まだ見ぬ自分の可能性を求めて---ってね?
⇒さすがカモメさん(´・ω・`)
「やりたいことをやって進みたい方向に進む。」
簡単そうでとっても難しい気がしますが、この一文が私にとっても一番考えさせられた文章でした(●´ω`●)✨
・立華ちゃんの言葉がとーってもリアルで為になるぅw(●´ω`●)
立華ちゃん:やりたい仕事があるんでしょう。
だったらそれが一番じゃない。
他のことなんて考えるだけ無駄よ。
会社は仕事をするところ、福祉やボランティアの場じゃない。
⇒愛の鞭ってやつですかねぇ(´・ω・`)
感想♪
本書は主人公(桜坂工兵)が新卒入社後2週間のOJT中に数件の案件を経て、ネットワーク構築業務にちょっぴり詳しくなった(1巻)後、5月にひょんなことから梢ちゃんと知り合い、立華ちゃん(構築部隊)VS梢ちゃん(運用部隊)を仲直りさせつつ運用業務についてちょっぴり詳しくなった(2巻)後、雨がしとしと降る6月に社長から無茶ぶりされたDRサイト構築のRFPに対する提案業務で受注を何とか勝ち取った(3巻)後の7月に初めて無茶振りされたプロジェクト管理をなんとか乗り越えた(4巻)のもつかの間の10月に初めての出張による機器設置業務でカスタマーエンジニアとして試行錯誤しながらラブコメ交え何とかやり遂げた(5巻)後の同月10月後半にバイトしたり色々した(6巻)後の11月にブラック現場のプロジェクトルームで客先常駐案件から命からがら撤退した(7巻)後、次年1月にかけてインフラ案件を次々とかっさらっていく外資系企業アルマダの攻勢を何とか食い止めた後の同月1月から3月にかけてまたまた社長の無茶ぶりでプロダクトマネージャに任命され試行錯誤しながらサービス開発と拡販業務を頑張った(9巻)後のお話・・・
と思いきや、
時間は少しさかのぼり、6巻のバイトが収束したあたりの11月上旬に「社員旅行」が行われたり(10巻)、1月のサービス開発と時を同じくして黒字企業だと思ってたデジタル・ヴィレッジという会社を企業買収したはいーものの、実は結構ヤバイ収支状態だったので、部長代理を無茶ぶりされながらも何とかうまくやった(11巻)後の3月に立華ちゃんの退職を何とか阻止し(12巻)、主人公の1年目が終了。(経験値半端ないw)
で、2年目になったら速攻新人の研修担当に任命され、試行錯誤しなんとかやり終えた(13巻)り、12巻から13巻にかけてJT&Wで色々起こったり(14巻)した後のお話(長w)
今回は、社内競合案件の他に前巻より続く、スルガシステム上場に向けての主人公の総務/経営層への異動話からの進むべき道を決断するというターニングポイントもあり、感動の最終巻となっております(´・ω・`)
むちゃくちゃ面白かったのに早いものでもー最終巻とはさみしいものです(´・ω・`)
どの巻も怒涛の展開ばかりだっただけに、Amazonのレビューとかで次巻以降のネタバレが載ってなくてよかったです☆彡
ただ、ビジネス方面に力を入れていたせいか、主人公と女性キャラとの恋愛の進展は全くなしだったのがちょっぴり残念(´・ω・`)
あと、主人公が会社に残り総務へと異動し経営層へと進むのか、アルマダの社長に引き抜かれて自由奔放にエンジニアの道を進むのかといった選択肢の中で、まさかのフリーランスの技術派遣でスルガシステムのSE部でほぼ今まで通りと同じ働き方をすることを選ぶとは意外や意外。マネージメント的な才能がありそうだっただけに意外過ぎて考えもしませんでしたw
いつも斜め上の発想力を持って苦難を乗り越えてきただけに、なるほどー!って感じもありましたが、自分のやりたいことを追求し、エンジニアを極めたいと思った先がフリーランスなのかぁって思うと、色々思うところがあったりします(´・ω・`)
まぁ、フィクションなのであーだこーだ言っても仕方がないですが、
就職して、たった1年でフリーランスの道を選ぶのはさすがに早すぎな気がするし、主人公は発想力やマネジメント力や人を引き付ける魅力もあるのに、派遣だと立場上そのあたりの能力を活かすことが難しそうなのが厳しそうなとこなんですよね(´・ω・`)
また、技術も今までは立華ちゃんや縁ちゃんがエンジニアリングをほぼやってくれてたから他の部分に注力しうまくいってたのであって、まだまだ技術力はそこまで高くない感じが見受けられたのに自分の技術力だけで食べていく世界に飛び込んじゃうかなぁ?!(´・ω・`)って感じもあります。
まぁでも、カモメさんが言っていた通り「誰になんと言われようと好きなことをするのが一番(*´▽`*)✨」という意味では、今まで通りSE部やOS部やSD部の皆とSEとしてお仕事できる選択肢は確かにこれしかなかったっぽいので、最良の選択だったのかもしれませんね(●´ω`●)✨
作者さんはあとがきでも書いている通り、「SEだけはなるな」と思っており本作自体も作者さんのSEもといIT業界に対する不満の塊みたいな感じですが、作中にも出てくる通りSEというお仕事にはそれに勝るとも劣らない達成感や面白さがたーーーくさんあると私は思っています☆彡
よって、SEは最高の職業だと思うんですよね✨
もとい、SEは作中で出てくる通り闇な部分もあったりするので、私のブログのタイトル通り「ゆるふわ」にSEというお仕事を楽しむ「ゆるふわSE」が最強説を私は推しますw
ということで、本シリーズはSEさんのバイブルとしていー位のためになる面白さ満載でしたのでご興味のある方はものは試しに読んでみてはいかがでしょーか(●´ω`●)✨
じゃあ、最後に私からいつもの如く一言だけ☆彡
SE最高!!!!!!!(*´▽`*)✨
ちなみに・・・
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でゎでゎ☆彡