おはこんばんちは!ゆるふわSEの「ゆるちょここ」です(*´ω`*)♪
以前、IT系の読み物が読みたくなってふらっと「なれる!SE 2週間でわかる?SE入門」という小説(ラノベ)を読んでみて、
それがあまりに面白かったので、いつの間にか気が付けば続編の2作目を読み終わり、
きちんと2作目も面白すぎたので、もちろん3作目も読み終わり、
そんなこんなで4作目もさくっと読み終わり、
流れに乗って5作目もあっさり読み終わり、
あっちゅーまに6~11作目も読み終わり、
www.yurufuwase.com気付けば12作目をあっという間に読み終わっちゃいましたぁ✨(てへぺろ)
で、今回は副題が「アーリーリタイアメント(早期退職)」となっておりますので、もはやIT業界のお仕事ジャンルとかは関係なしに、立華ちゃんの退職を巡って色んな人が様々な思いを巡らせながら奮闘するって感じの割と感動ものなお話しでした☆彡
ということで、今回もとーっても面白い内容でしたのでいつもの如く備忘をかねてちょっぴりだけご紹介していーくよ☆彡
↓今回も読み終わった後にレビュー見てみましたが、相変わらずの高評価すぎてビビりましたwww
概要♪
※Amazonさんより♪
「ミカサ自動車のインターネットゲートウェイ構築が取れたぞ」
年度末の超繁忙期、社長が受注してきたのはなんと国内最大の自動車メーカー案件。
悲鳴をあげながら対応を開始する工兵だが、頼みの立華はなぜかうわの空…からの無断欠勤…からの退職話!?
どうやら隠された事情があるようで、工兵は立華の復活を目指して行動を開始する。
しかし一方、ミカサ案件も待ったなし。
立華不在で苦境に立たされる。
はたしてミカサ案件の行方は?
そして立華は本当に会社を辞めてしまうのか?風雲急を告げる、萌えるSE残酷物語。
第12弾!
ゆるふわSE的面白ポイント♪
・立華ちゃんの高校の同級生である新キャラ「香椎瀬那(かしいせな)ちゃん」が登場!!!
相変わらず可愛い新キャラ出してきますねw
・藤崎さんの言葉がとーってもリアルでいーw(●´ω`●)✨
※主人公が立華ちゃんの退職に納得いきませんって感じの時に一言
藤崎さん:入社も退職も社会人として当然の選択肢だ。
誰かが禁止することなんかできない。
辞めたいと言ってる人を無理に引き留める術はないんだよ。
たとえそのせいで残された人間がどれだけ苦しもうとね。
⇒酸いも甘いも経験してそーな藤崎さんの言葉なので重みがありますね(´・ω・`)
藤崎さんとしても、部門長としての立場があるから苦渋の決断なんだろーなぁと思わせられます。
・梢ちゃんの言葉がとーってもリアルで共感できちゃうw(●´ω`●)✨
※顧客訪問後に一言
梢ちゃん:今更ですけど、私こういう超一流企業って苦手なんです。
ベンダーが尽くすのを当然だと思っている、わがままをわがままと考えていない。
基本的に王侯貴族の考え方ですから、個々人の人柄は別としてビジネスでは付き合いたくないです。
⇒私も超一流企業から、超零細企業まで様々なお客様とお仕事したことがありますが、確かに超一流企業はそーいう傾向はあるかもですね(´・ω・`)
まぁでも、その辺りも担当者によりけりなところがあるので気にしてもしゃーないんですけどねw
・立華ちゃんの実年齢や生い立ち、会社や合唱団を紹介してくれた謎の人物、空虚な部屋やコンテナの荷物など、今まで謎のベールに包まれてたフラグがとーとー回収される!!!
⇒作中で10代にしか見えないって描写ばかりでしたが、本当に10代だったんですねw
幼いころから、父の影響で10年近くエンジニアじみた遊びばかりしてたら確かに技術に関してはプロっちゃうかもですなぁ☆彡
高校1年生の10月に高校通うのを辞めて、速攻働いたとしても主人公が新卒で入ってきた時点が高校3年生入学にあたるから、およそ実務経験は1年半位。
もっとキャリアある感じに見えましたが、物理的に考えると意外と少なかったですねぇ(´・ω・`)
でも、そんな入社するまでは技術しかわからなかった立華ちゃんに、案件をこなせるレベルまでの社会人的OJTを行った人は誰なんだろー?!ってのが気になりました。
カモメさんは社会常識とかを教えたりはしてると思うのですが、顧客対応とかは藤崎さんとかなのかなぁ???
あ、スルガの前にJT&Wにいたって言ってたからその辺りの上司か!!!
まーいーやwラノベだしw
・カモメさん「賀茂の人間が立華ちゃんに近づいてたと分かった瞬間、今以上の騒ぎになりかねない」っていう描写からカモメさんちもなんかスーパーパワーを秘めてそうな予感がw
・主人公の言葉がとーってもリアルw(●´ω`●)✨
※カモメさんと立華ちゃんにとっての「普通の人生」について話していて一言
主人公:世間一般の幸せは個人の幸せと必ずしも直結しない。
ある人間にとっての逆境が他の人間にはむしろ理想郷となりえるから。
・主人公「僕は室見さんのいるスルガシステムが大好きです」
⇒・・・(´・ω・`)
・・・・・・(´・ω・`)
・・・・・・・・・(T_T)ぶわっ
早く結婚してくだちぃw
・立華ちゃんのおじさん言葉がとーってもリアルで為になるぅw(●´ω`●)✨
※主人公を諭すように一言
立華ちゃんのおじさん:立華のことをそこまで買ってくれるのは正直ありがたい、あの子が類い希な人材といわれるのも嬉しい限りだ。
だがそういうスーパーエンジニアが一人で業務を回している状態はどうなんだ?
代えのきかない人間が部署の屋台骨を担っているとか、はっきり悪夢だろう。
会社として、組織として是正していかなきゃならない。
人に仕事が紐づかない体制を作っていかないと。
⇒これはスーパーエンジニアあるあるなんですけどねー(´・ω・`)
プロになればなるほどその人にしかできない業務が増えていき俗人化が進んでいく・・・
替えが効かない存在っていうのは「個」で考えると聞こえはいーけど、「組織」で考えると、それは「リスク」になっちゃうんですよねぇ(´・ω・`)
なので、おじさんのいうのはまさしく正しく「個」を磨きながら業務の属人化を防ぐべく二重化、三重化しておき、「全体最適」をはかるっていうのが重要だったりします☆彡
まぁでも、この場面では「立華ちゃん」じゃないとダメなんですよねぇw
・立華ちゃん「私はエンジニアよ。技術屋の働ける場所は現場以外にないわ。」
⇒・・・(´・ω・`)
・・・・・・(´・ω・`)
・・・・・・・・・(T_T)ぶわっ
戻ってこれて本当に良かったねぇ!!!✨(T_T)
感想♪
本書は主人公(桜坂工兵)が新卒入社後2週間のOJT中に数件の案件を経て、ネットワーク構築業務にちょっぴり詳しくなった(1巻)後、5月にひょんなことから梢ちゃんと知り合い、立華ちゃん(構築部隊)VS梢ちゃん(運用部隊)を仲直りさせつつ運用業務についてちょっぴり詳しくなった(2巻)後、雨がしとしと降る6月に社長から無茶ぶりされたDRサイト構築のRFPに対する提案業務で受注を何とか勝ち取った(3巻)後の7月に初めて無茶振りされたプロジェクト管理をなんとか乗り越えた(4巻)のもつかの間の10月に初めての出張による機器設置業務でカスタマーエンジニアとして試行錯誤しながらラブコメ交え何とかやり遂げた(5巻)後の同月10月後半にバイトしたり色々した(6巻)後の11月にブラック現場のプロジェクトルームで客先常駐案件から命からがら撤退した(7巻)後、次年1月にかけてインフラ案件を次々とかっさらっていく外資系企業アルマダの攻勢を何とか食い止めた後の同月1月から3月にかけてまたまた社長の無茶ぶりでプロダクトマネージャに任命され試行錯誤しながらサービス開発と拡販業務を頑張った(9巻)後のお話・・・
と思いきや、
時間は少しさかのぼり、6巻のバイトが収束したあたりの11月上旬に「社員旅行」が行われたり(10巻)、1月のサービス開発と時を同じくして黒字企業だと思ってたデジタル・ヴィレッジという会社を企業買収したはいーものの、実は結構ヤバイ収支状態だったので、部長代理を無茶ぶりされながらも何とかうまくやった(11巻)後の3月に立華ちゃんの退職をめぐり主人公たちが奮闘するってお話w(長w)
いやー、個人的には本シリーズ史上最高傑作といってもいーくらいに、目頭が熱くなって込み上げてくるものがありました(T_T)
文章だけで、人をこんな感情にさせちゃう作者さんはやっぱすごいのですぅ、天才ですぅ、SEとして尊敬しますぅ(´・ω・`)w
カモメさんの助力もいただき、主人公および、今まで立華ちゃんとはライバルのよーな犬猿の仲だった「OS部梢ちゃん」や「SD部福大」までもが会社を辞める決意をしてまで立華ちゃん奪還に力をあわせる姿はもうマジのガチで号泣ものでした(T_T)
立華ちゃん奪還についても主人公が、手段を二重も三重も考え、なりふり構わず救おうとする姿はもーほんと泣けちゃいます・・・(´・ω・`)
さらには、立華ちゃんがどこにも行くとこなくなったら、自分が起業して雇うと。
起業はカモメさんバックアップ(懇意の司法書士、金融機関、会計士を紹介)を受け、オフィスはマンションの一室、顧客はスルガからあふれた顧客を一旦期待、社員はSRG46を作ったメンバ(OS部梢ちゃんと、SD部福大)とかもーそこまで考えちゃうのが凄すぎるw
もし実現すれば、きっといつかカモメさんもついてきてくれるから、
スーパージェネラリストの主人公と、
スーパー開発者のSD部福大と、
スーパー運用/保守者のOS部梢ちゃんと、
スーパーアシスタントのカモメさんと、
我らがヒロインであるスーパーインフラエンジニアの立華ちゃんがいれば確かに会社作れちゃう気がしないでもないですねw
全員キャラが立ってて素晴らしいことこの上ないです☆彡
しかもしかも、最後には、立華ちゃんの人生背負っちゃうから任せてほしいって言っちゃうとか・・・(´・ω・`)
もー、二人とも早く付き合ってお幸せにって感じです(T_T)w
てか、感動さめやらぬままこれ書いてますが、こんな熱い展開の感動物が最終巻じゃなくていーんですか?!
ハードルあがっちゃいますよ作者さんw
でも、あとがきで「次回、激動」とエヴァンゲリオン並みの告知をしているので期待感半端ないのですぅ(●´ω`●)✨
ということで、今回もとってもとってもとーっても面白い内容でしたのでご興味のある方はものは試しに読んでみてはいかがでしょーか(●´ω`●)✨
じゃあ、最後に私から一言だけ☆彡
SE最高!!!!!!!(*´▽`*)✨
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でゎでゎ☆彡